【忍たま】のんびり屋の忍たま日常･6！ (ページ12)

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233話~お姫様との接触~ ページ12

inタソガレドキ城内地下牢獄

「あー……私は姫なのよ？！なのに何でこんなところで寝たり食事したりしなきゃいけないよの！！

しかもご飯は豚の餌！！無礼すぎるわ！！！

私が誰か知ってやっているのかしら？！？！」

………うわぁ

貴女「おやおや…随分とお怒りなようで」

利吉「何て我が儘な………あれで姫なのか？」

雑渡「一応あれでも姫なんだよね～……」

諸泉「信じたくない事実だよな………」

今は僕達は諸泉さんの案内により真理姫のいる地下牢獄の牢屋の前の隙間から様子を観てるんだけど

えー……予想以上に我が儘でした

きり丸がここにいたら真っ先に飛び出して真理姫に拳骨落としてるな、こりゃ

………ここは救出したくないと言う気持ちを抑えて、忍術学園の為にちゃんと救出しないと

貴女「ここまでありがとうございました、諸泉さんと雑渡さん」

諸泉「また何時でもここに来ていいからな、Aちゃんなら大歓迎だから」

利吉「一応私からも後からお礼はさせてもらう」

雑渡「よろしく、じゃあね」

そして、諸泉さんと雑渡さんはこの地下牢獄から出ていった

さてと、後はあの囚われのお姫様だけど………

貴女《どちらから行きます？ここは顔の良い利吉君が先に出たほうが………》

利吉君に矢羽音を飛ばす

利吉《………はぁ、仕方ないなここは参謀様にあわせるよ》

貴女《参謀と言わないでください》

誰だ？最初に僕の事を参謀と言い出した奴

と、誰かわからぬ相手に恨みの念を飛ばしていたらいつのまにか利吉君は真理姫の前に出ていた

利吉「貴方のお父上から救出するよう命を預りここに来ました、お怪我はありませんか？」

………見事なまでに素晴らしい営業スマイルな利吉君

貴女「私共は任務を承けている間は貴方の味方故どうぞご安心くださいませ

立てますか？」

流石にお姫様相手に敬語は必要なので使用しながら喋る

小平太先輩達相手より固い敬語はあまり使い慣れないがこれも将来の為の練習だと思えば……！

真理「お父様が！！？やっと助けが来てくれたのね………！！！

助けてくださりありがとうございます！！」

…おいおい御姫さん、僕達はもう既に君のあの姿を見てるのだから

それの後に畏まられても困るんだけど………？

利吉「お怪我は無いようですね、では急いで出ましょう」

貴女「私共から離れないように着いてきてください」

続く