らくだい魔女と月の歌姫

＊3話＊ ページ5

休み時間。
チトセとAちゃんの机の周りは人だらけ！
アリサちゃんやユイちゃん。
皆で一斉に質問をしている。
他のクラスからもAちゃんを見に前と後ろのドアに人だかりが出来ている。

ガタッ

前の席のユイちゃんの椅子に座っているのはカイ。
学校に来り来なかったり…。
そして、肩にはいつも猫のマリアンヌを乗せている。

「あの、転校生どっかで見たことないか？」
「そりゃあ、そうでしょ！あの、有名なモデルなんだからね」
「そうじゃなくて、な〜んな臭い」
「どこが、臭いってゆうのよ？」
「オイラの勘だよ。」
「勘ってねぇ…。」

チトセとAちゃんの方を向くとチトセと目が合った。
「チトセったらあんな子と仲良くしちゃって！あたしがいるじゃないの！ｸﾞｽﾝ」
「は？」
「チトセなんてもう嫌いっｸﾞｽﾝ」
「そんなことゆうなよ…。俺には…」
カイがあたしとチトセの会話を作ってやってるみたい…。
「なんで、あたしがチトセの事を…」
なんとなく、怒る気も無くなっていた
「や〜、オイラは結構２人ともいいと思うんだけどなあ〜」
「はぁ…。」

キーンコーンカーンコーン
「さてと、オイラは行くとするか」
授業が始まる鐘がなったのにカイは肩にはマリアンヌを乗せてどこへ行っていった。

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