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番外編〜病院〜 ページ12

ーティアパートー

鈴蘭ちゃんは、私たちを連れて病院につれてきた。
「ここよ。」
「ビョーイン?ビィヨーン!」
「ティア、病院では静かにな。」
普通より大きい病院で、両手と声で表現したら普通にユースに怒られた。
「ぬー!」
とりあえず、反抗がてら頬を膨らせてみる。
「はいはい。怒らない。怒らない。」
頬の空気を人差し指で押されぷしゅーと空気が押し出された。
「ぐほぉ、げほぉ…はぁ…不幸、不幸だわぁ。」
大きな咳と共に壁に手をそえ寄り掛かる鈴蘭ちゃんが、居た。
その隣にラクも並ぶ。
「不幸だわ。うぉえ……」
「うっぷぃ…気持ちわりぃ…はぁ…げほぉ…クソッ!世の中なんて…」
『どうせ、私達はぼっち…ふふふっ、不幸だわ。』
「山城?」
「えっ、な、何?お前ら体調悪かったのか…?」
ユースが鈴蘭ちゃんとラクちゃんの背中を揺すろうと手を伸ばした瞬間ー
『触んな!!世の汚れがぁ!!』

ユース泣いてた。殴られても無いのに。
「ユース、どっか悪いの?痛い?病院行く?」
「心が痛い。後、ここビョーインな………ビィヨーン…なんつって…」
痛かった。ユース痛かった。
「…うん?ちょっと無いかな、ユースビョーインは。」
「不幸だ。世も末だ………」
もっと泣いた。

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設定タグ:Neru家 , 探偵 , てにをは   
作品ジャンル:ミステリー
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太宰紅峰 - 和華さん :最後の最後まで誤字…すみません。はい!全力で応援しますね。頑張ってください! (2015年8月18日 18時) (レス) id: 540c5db925 (このIDを非表示/違反報告)
和華(元・ティティア)(プロフ) - ……ここまでお疲れ様でした。作品が終わるのはさみしいですが、この言葉を送ります。「思えば遠くへ来たなあ……」パクりとか言わないでくださいねっ☆(某有名な映画タイトル) こちらはこれからも頑張りますので! もう少しですが見てやって下さると嬉しいです。 (2015年8月18日 17時) (レス) id: bc9e5537da (このIDを非表示/違反報告)
和華(元・ティティア)(プロフ) - 永羽君マジイケメン! ……主人公ちゃん、どういうことでしょうか? 説明文に「左は、今の〜〜」は解るのですが、またしても「左側の〜〜」と書いてあるので。「右側」、の間違いではないでしょうか……? あっ、私の理解力の足りなさならごめんなさい! (2015年8月18日 17時) (レス) id: bc9e5537da (このIDを非表示/違反報告)
太宰紅峰 - ここまで読んでくださり、ありがとうございました!返信頑張って下さい。 (2015年8月18日 15時) (レス) id: 540c5db925 (このIDを非表示/違反報告)
太宰紅峰 - 和華さん :2つの作品は読んでます!如月駅は作品を見る前に知っていました。私の名前は目を瞑って本をパラパラと捲って出てきたキャラが[太宰治]と[紅峰]だったのでくっつけました。世界寿命と夏目との重なる部分があったのならごめんなさい。続きます。 (2015年8月18日 14時) (レス) id: 540c5db925 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:太宰紅峰 | 作成日時:2015年2月4日 9時

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