集合 ページ10
次の日
「…………と云うことだ」
桜も咲き始めたこの頃、沙苗の家に向かうべく皆と沙苗が電話してきた集合場所まで歩いていた。
…電話が来たのは深夜の2時
寝ぼけ気味で電話に出た。
『はい…っ？妖…れぃ探偵…しゃ…』
『ヤッホー、丑三つ時だよー！』
『今は２時…だぞ…だ…れぇ？』
『全くぅ！ふざけないでよっ！私よ、わ・た・し☆妖艶なAちゃんが大好きで呪っちゃう為に藁人形を編んで…』
『丑の時参りでも…するのかぁ…？馬鹿を云えぇ、丑三つ時に呪うって言葉使い方…まちがぇて…る…………すぅ…』
『えっ。待って？おーいAちゃん？会話が成立してないよ？おーい？突っ込んでよっ！…て、寝てる？！おーいおーい！！電話代無駄になっちゃう！』
ってな訳で、大声を出され午後の1時に向日葵が成仏した神社の前集合と云われたって訳だ。
「いやぁA。寝起き凄いボケてるもんね〜」
先程の話を聞き田中は納得している。
「それにしても、呪いかぁ…」
其処に独り言の様に東がうーんと呟く。
「そのお婆ちゃん…優しくって綺麗って…まるで竹取物語のかぐや姫みたい。」
「何時、かぐや姫が優しいと決まったよ？」
其処に山口が突っ込む。
まぁ、確かに私が知るなかではかぐや姫優しい何て覚えは無いのだが…
損なことを、皆で話していると目的地に着いた。
約束より、5分少し前に来たのだが沙苗は既に私達を待っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和華(元・ティティア)(プロフ) - 大丈夫ですか、太宰さん(白目) (2015年1月28日 23時) (
レス) id: bc9e5537da (このIDを非表示/違反報告)
和華(元・ティティア)(プロフ) - ああ、成程！ ウブメに似ていたからですかー。 (2015年1月28日 18時) (レス) id: bc9e5537da (このIDを非表示/違反報告)
和華(元・ティティア)(プロフ) - ウブメ……って、妖怪「姑獲鳥」じゃないですか？ あ、「産女」とも書きますね。……偶々でしょうか？ (2015年1月27日 18時) (レス) id: bc9e5537da (このIDを非表示/違反報告)
和華(元・ティティア)(プロフ) - 何事も無かったかのようにｗｗ ティアちゃん可愛いですね。 (2015年1月25日 21時) (レス) id: bc9e5537da (このIDを非表示/違反報告)
和華(元・ティティア)(プロフ) - 解ります。私も、大体の展開で、ほとんど書き殴ってますよ！Ｗ (2015年1月23日 22時) (レス) id: bc9e5537da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：太宰紅峰 | 作成日時：2014年11月14日 11時
