音流家妖霊探偵團弐~Nerukeyoureitanteidan ni~ (ページ30)

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理由ページ30

「ど…どういう？声？」
私は"お母さん"に問う。すると永羽は
「そ…そうだよ！声を貴方に返すのはAちゃんの声が戻ったらじゃないの？！(一期の最終話が少し参照←)」
「いやぁ、私もそう考えてたんだけどさ…Aの声は神通力の一部で養ってるんだけどねぇ。その神通力を常に休まず使い続けてるから弱るんだよ、力が。」
深刻な顔をして"お母さん"が云った。
「それで神無月の時、上のアマちゃんからねぇ怒られちゃったのさ…」
「上の…アマちゃん…？」
深刻な顔をしている割にはあだ名が出た来た。誰だ、上のアマちゃん。
「…嗚呼、アマテラスのことだよ。」
アマテラス様をアマちゃんって…
「まぁ、最近被害も出てきたのさ。…女の子の失踪、殺人事件…走る人体模型に小春日和に貞子とテケテケにストーカーされて殺されかけた…高校2年の彼女持ちの男子…」
後半の被害の出方が可笑しい気がする。
「…あっ、テケテケ達に殺されかけたのは僕のクラスメートだよ！」
どうでも良いとしか云えない。
…まぁ、様は私の声が"お母さん"の神通力(？)でその神通力を返す…と言う事か
「良く分からないが…声を返してデメリットが有るのか？」
首をかしげる。すると、
「声が出なくなる、あと手帳で妖怪を呼び出せない位だよ」
と真顔で"お母さん"が答えた。
…ちょっと待て、様は手帳で妖怪が呼び出せないって云うのは…
「手帳が使えない？！」
思わず大声で聞き返してしまう程のデメリットだった。

♪♪♪♪♪♪♪
"お母さん"は結構…ハイスペックな神様という設定です。内容のイミフすみません…！