「…なんとなく意識しちゃうものだよね、あんなこと言われたら。」な状態 ページ8
**放課後**
そうだ、徹に呼ばれてたんだった。
急ご。
小走りで行くとすぐ体育館に着いた
あ「えーと入っていいんだよね？…おじゃましまーす。」
徹「あっ、Aちゃん！来てくれた！！」
あ「ここで見てていいの？」
徹「うん、ここら辺に座ってて！じゃ、あとでね。」
あ「…うん。」
なんか、女の子の声が聞こえる…
「徹先輩ー！！」
「かっこいい！！」
そんな女の子たちにへらへらしながら手をふる徹。すると
「きゃぁぁあああ！！////」
すごい、人気…
あ、徹はじめに怒られてる。
あ「…くす」
なんか自然に笑っちゃう。
練習始まったみたい。練習試合かな。
徹セッターなんだ。
あ「………」
すごいボールが吸いとられてるみたいに見える。
…か、っこいいとか思っちゃったり、してもない、…思ったけど。
…この人、すごい努力した人だ。
私も中学生までやってたからわかる。
こんなの普通の練習じゃできない。
バレー大好きなんだ。
トス、
ミリでも調節できるんじゃない？
あっという間だと思ったけど、
長い時間たってたんだ…。
あ、徹のほうのチームが勝ったんだ！
大会じゃないけど嬉しいな。
…なんで嬉しいんだ！？
あ「ぁぁあああ」
わかんなくなってきちゃった…、
徹「Aちゃーん！！一緒に帰ろう！」
あ「お疲れ様、うん。」
徹「かっこよかったでしょ！！」
あ「………別に//」
徹「ｯ////」
嘘がつけない私はすぐ赤くなる。
だから見えないように下を向いた。
あ「もういいから！帰ろ？」
徹「う、うん。岩ちゃん帰るよ！」
岩泉「あー、ちょっとやらなくちゃいけないことあるから先帰ってろ。」
徹「?わかった。」
「ふ、2人！？…ま、まぁ、そこまで考えることでもないわ。((ｷﾞｸｼｬｸ」な状態→←過去編
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作者名：赤傘 | 作成日時：2016年1月15日 19時
