過去編 ページ6
舞花サイドとなっております
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『ねぇ、』
人なんて信用できない。
だれ一人として。
『うざいよね。』
みんなみんなの悪口を言っている。
私のこともたくさん言われている
私は嫌われてるから。
『消えて』
『生まなきゃ良かった』
親でさえ、私を必要としていない。
こんな世界大嫌い。
『……助けて』
私のことも大嫌い。
あ「ねえねえ、舞花ちゃん!!一緒に遊ぼうよ」
この子も、私のことを嫌いになるのだろうか。
…もう、私は必要ないのだろうか。
舞花「いいけど、他の子と遊んだほうが楽しいよ?」
あ「舞花ちゃんがいいの!!」
舞花「私、みんなからも嫌われてるよ?」
あ「そんなことないよ!私舞花ちゃんと友達になりたい!!一番の!」
私、うかれてるかもしれないけど、
…この子に必要とされてる?
舞花「わ、私でいいなら…」
あ「えへへ、やったぁ!隠し事も無しだからね!」
隠し事か…
あ「舞花ちゃんいつも悲しそうな顔してるから…。なんでも言って?私でよければ。」
あぁ、
もっと、もっっと前から出会いたかった。この子に。
ずっと、底が深い入れ物にぐちゃぐちゃにためこんで。
…今、ポロポロ溢れ出た。
舞花「ぁあああッ、……うわぁあッ」
あ「…ゆっくり話して」
舞花「お母さんもっ、お父、さんもっ、私のことなん、ていなきゃいいって、、!!」
あ「…うん、辛かったね。」
舞花「誰からも必要とされなくて、悲しくてッ、辛かったッ!!助けてって何回言っても変わらなかった!!」
あ「でも、もう違うよ。」
°。*『舞花、私が貴方のこと必要としてもいい?』*°。*
何回私が転んでも、怒りもせず優しく手をさしのべてくれた。
ありがとう、だけじゃ収まらないよ。
A、私貴方に会えてとても幸せです。
私、Aのためなら何でもするから。
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作者名:赤傘 | 作成日時:2016年1月15日 19時