「嫌な予感」な状態 ページ26
次の日
先生「注目ー、転入生がいます」
あ「？」
女の子かな、男の子かな、
仲良くなれるかな。
姫奈「はじめましてー！姫奈っていいますぅっ、これからよろしくねっ♪」
あ「………」
あぁ、いつもの幸せな毎日、
潰される、
簡単に
姫奈「わぁーっ、Aちゃん？久しぶり、だね((にこ」
あ「…う、ん。」
徹「?」
姫奈「…手、治った？((にこ」
あ「ｯ、わかってるでしょ、」
その小さな口からでる、その“音”に
怒りを覚える。
姫奈「へぇー、残念だねぇ、治ったらバレー部入れたのに」
あ「〜ｯ、誰のせいだと思ってるのよ！？」
ｶﾞﾀｯと音を鳴らし立ち上がると
姫奈はにこにこと笑った。
先生「2人とも席について、授業はじめるから。」
徹「……」
ーーーーー
徹「今日どうしたの？転入生に…」
あ「…前にちょっと、ね」
姫奈「及川くんーっ！だよね？？」
徹「そうだけど。」
私と徹の間にぐいっと入ってきた
姫奈は私と徹の壁になった。
姫奈「学校案内してくれない？」
あ「……ﾋﾟｸ」
いや、絶対なにかするし、
行かせたく、ない
徹「…ごめーん、今俺の彼女と話してるから他の人に頼んで？」
姫奈「……は？、ぁっ、わかった、ごめんねぇーっ！」
よかった、ちょっと意外かも、
いいよー！とか言うのかと思ってた。
あ「…ﾎｯ」
徹「ふふ、彼女ほっといて他の女と遊ぶような人じゃありませーんっ！」
ぽんぽん、と頭に暖かい感覚。
あ「〜！////」
徹「…かわいい。」
あぁ、やっぱり、とられたくない。
あ「…ばか//」
傍にいたいよ。
ーーーー
うぅ、バレー8時間はきつい……
足が死んでる！
私レフトなんですけどライトからの
アタックがめちゃくちゃ回転かかってて取りにくいし、痛いしで…
楽しかったんですけどね！？
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作者名：赤傘 | 作成日時：2016年1月15日 19時
