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またきっと会えるよね
そのときに言おう好きってこと
そう決めてた。だけど現実はそうは甘くなかった
デビューライブ以来私はもう手におえないほどの売れっ子の歌手になった
きっとこれを頑張っていれば彪馬くんに会えるって思いながら
毎日毎日繰り返されるレッスンとライブを頑張っていた
でも、時が過ぎるごとに私はスパドラの先を走ってしまう
もう誰にも止められないMonsterのように……
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そんなこんなで今に至る
もう誰にも止められない
数え切れないほどのファンに見せる笑顔の裏腹に辛い毎日を頑張れたのは
彪馬くんとの思い出だった。
あれから3年は経つだろうか…
「もう忘れられてるよね…笑」
東京の人混みの中に独り言を残しマンションに向かった
私は田舎暮らしだったが
オーディション合格をきに上京をした
デビューからお金はたくさん入ってくるため生活には一切困らなかった
家は東京のど真ん中のマンション
一人暮らしには広すぎる空間
寂しくなる
そうなるといつもTwitterを開いてスパドラのTwitterを見ていた
彪馬「今日は○○に行ってきたよ!」
ブログにはそう乗っていてすごく楽しそうだった
やっぱり3年前のことも私のことも忘れてるのかな
なんて笑いながら泣きそうになる
いや、もう泣いていたんだ
私はどれだけ彪馬くんのことが好きなのだろう
らいんっ
「ん?誰から?………あ、佐藤さん」
佐藤さんは私のマネージャー
そのメールには
佐藤「これ来週のライブの詳細ね!体調管理とか気をつけてね!」
そして詳細
前に送られてきたと思ったら、変更になったらしい。
詳細に目を通した。
「え、嘘………………。」
変更されていたのはゲストの場所だった
ゲストは薔薇と
SUPER★DRAGON
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作者名:むらさき | 作成日時:2019年11月17日 22時