【女口月】意地悪だけど_____。

ぎゅって。 ページ1

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「なんでそんな距離取るのー」

「いいじゃん別に、そんな近くじゃなくて」

3人がけのソファーに人席開けて座り込む。

「何、もしかして如月臭い？？」

「違う」

「じゃあ何がダメなの」

言えないよ。くっつくの恥ずかしいとか。だって絶対笑うもん。

「如月泣くよ？？高校生の感受性舐めんな？？」

「なんで喧嘩腰なのよ、高校生は私も一緒」

「嫌いになっちゃった？如月のこと」

「ううん」

「もー、じゃあなんで？」

目を合わせようと顔を覗き込んできた如月と目が合って、逸らせなくて。
秒針よりも早く私の心臓が走っている。

「ね、こっち見て。なんでやなの？」

「...かっこいいから、」

「？」

「かっこいいから、近くいると緊張するの...」

「、本当Aって煽るの得意だね」

「え、どういうこ」

「そんなこと言われたら意地悪したくなっちゃうじゃん？」

あ、もうダメかも、と思った時には如月はすぐそこ。

「意地悪」

「知らね」

高い声→

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