【銀魂】喧嘩最強系男装女子が拾ったのは子供でした【逆トリップ】

第三十三 I can fly? ページ37

Aside


暗闇から目が覚めたら森の中...


ま た か よ (白目)


違う点と言えば、藁が敷いてあるベッド...？の様なものの上にいることだ


周りを見渡せば誰もいない


立ち上がろうとすると、いつも無い背中に重みと違和感を感じた


後ろをチラリと見ると、よくあるアニメに出てきそうな黒い龍の羽


『...は？』


あまりにも予想外な事態に間抜けな声を上げた


...きっと、俺のでは無い誰かの羽だろう。←


『というか周りには...誰もいnいたわ』


結構遠くの方で人影が見えた


...俺、こんなに視力良かったっけかな


とりあえず人影が見えた場所の近くに行こう


そう思い、地面を踏みしめようとした時だった


何故か足は空振り、身体が空中へと投げ出される


『う、わぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！』


身体はニュートンの法則に従って下に落ちる


手足をばたつかせるが、なにも効果がない


せめて、さっきの誰かさんの龍の羽で飛べればよかったのに


飛び方知らないけどね


そう思った瞬間、急に身体の急降下による風がピタリと止まった


『...ん？』


衝撃に耐えようと瞑っていた目をあける


後からは風を力強く切る音が聞こえる


『飛んで、る？』


とりあえず安心だ

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