中二病と日常 ページ1
うーん、いい朝だ。今日から、俺の、ハッピー高校ライフが始まr……。
「おい、私を置いていくな!朝からボッチって思われたくないのだ!」
「別に、誰もボッチなんて思わないだろ放せ!」
俺の腕に自分の腕を絡めて来たから、俺は必至で振りほどいた。あー、めんどくせ……。
「まったく。隼はどうしちゃったんだ?高校生になって、頭クルクルパァになっちゃったのかな?それとも、次元の歪みから生み出された、闇に取り込まれてしまったのかッ!?」
「んなわけねーだろ、頭イかれてるのはお前のほうじゃねーの?」
「ふっふっふー、私は自ら生み出した闇黒の包囲術を使ってすべての禍から逃れているのだ!」
幼馴染は、中二病になってしまったようだ……
「……中学まで普通だったのに……」
しばらく会わなかったうちに、こうなっちゃったのか……。その間に、何があったのか、気になる。つーか、こんな状況でも動揺しない、俺すごい。
「仕方ない。病んでるのは、仕方ないんだ」
「私が病んでるとでも言いたいのか?はっはっはっ、そんなわけない」
まさかの自覚なしーっ!こいつの精神が恐ろしい。
「莉香、お前は間違いなく中二病だ」
「それを認めるのは、まだ早い!私の聖なる力を、今ここで、ときh……」
「それ以上言ったら、お前と縁切る」
「それだけはっ、ボッチはだけはやめてー!」
この先、いったいどうなってしまうのだろう……。
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作者名:nana | 作成日時:2018年8月21日 18時