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〜鬼龍院side〜
駅前のカフェかー。
Aちゃんと来てみたかったとこだ。
あまりにも人通りが多くて
なかなか来れないけど。
所「あ、ごめんね。急に呼び出して。」
鬼龍院「いえ。大丈夫ですけど...どうしたんですか?急な呼び出しで。」
所「うん...。」
鬼龍院「...?」
所「...。翔さんさぁ...。私とかメンバーに...なんか隠してること...ない...?」
鬼龍院「え...」
ハッとした。
僕の隠し事なんて
一つしかない。
...バレたみたいだ。
鬼龍院「...Aちゃんとのことですか。」
所「...うん...。」
鬼龍院「...すみません。」
所「いや...謝らなくてもいいんだけど...」
鬼龍院「...。」
所「...これがね。今日の昼間に事務所に届いたの。」
所さんが出した封筒。
中には僕とAちゃんの
仲睦まじい様子がしっかり写った写真が
入っていた。
体中から汗が出た。
情けないことだけど
いろんなことにビビってる。
写真を持つ手が震えていた。
所「...Aにはもう社長から話があったの。最終的な処分は明日出るみたい。」
鬼龍院「ちょっと待ってください、処分って...!」
所「翔さん。あなたも大人だから恋愛をする、それは自由だと思う。でもね。あなたはゴールデンボンバーってものも背負ってる。」
鬼龍院「...。」
所「...ゴールデンボンバーの中心人物であるあなたが恋愛をスクープされたとなると...わかるよね。」
鬼龍院「...はい...。」
所「事務所としてはファン離れが1番良くないと思ってる。ファンあってのゴールデンボンバーであると思ってる。後は..他のメンバーのことも考えてもらいたい。翔さんがもし曲かかなかったら...他のメンバーどうなる?...わかってると思うけど.....私だってゴールデンボンバー終わらしたくないよ。」
鬼龍院「...。」
所「...。」
鬼龍院「...一方的に」
所「え?」
鬼龍院「...一方的に僕が好きになったんです。毎日毎日一緒にいてこんなに気持ちが晴れやかになる人は初めてだった。恋愛なんて縁のない僕に人を愛することの素晴らしさを教えてくれた...。おかげで人生捨てたもんじゃないな、なんて思えたんです。僕が好きになり過ぎたんです。Aちゃんはなんにも悪くない。僕から告白して僕が本気になったんです。だから...僕が悪いんです...。」
所「...翔さん。」
鬼龍院「...。」
所「...Aもさっき電話で同じこと言ってた。」
鬼龍院「え...。」
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恵(プロフ) - RIOさんすごい!キリショーと主人公がどうなるのか楽しみです! (2017年3月19日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - 恵さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていてくれて本当に嬉しいですっ♪励みになります★頑張りますー(^-^) (2017年3月18日 16時) (レス) id: 8fc1ca9d67 (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - こんばんわ!この小説大好きです!続きが読みたくてうずうずしております。私は鬼龍院翔さんの大フアンなので、続きが楽しみで仕方ありません。応援してます。頑張ってください! (2017年3月16日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - お久しぶりです。主人公には戻ってきて欲しい。 (2017年3月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 「これから」「こらから」になってました。訂正します。 (2017年1月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIO | 作成日時:2016年5月22日 23時