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そしていよいよ今日はライブの日。
朝からバタバタと準備に追われていた。

「翔さん、これは」
「鬼龍院さん、これでいいですか?」
「鬼龍院さん、この次は」
「鬼龍院さん」
「鬼龍院さん」

スタッフさん達も一生懸命動いてくれている。
僕が思うライブにしようと皆必死だ。


「開場しましたー!」


いよいよ会場にお客さんが入ってくる。

モニターに映し出されたお客さんの姿を
メイクをしながら眺めていた。


...僕は本当に恵まれた環境にいるな。
あんな報道が出た後なのに皆が優しかったり
お客さんもパンパンに入ってくれたり。
報道効果でたくさん入ってくれたのかもしれない。
でも僕はお客さんが入らない方が嫌だったし
なぜだかわからないけどモニターを見て
少しホッとしている。





「スタンバイお願いしまーす!」


鬼龍院「よし、行こうか。」

喜矢武「よっしゃ!」

歌広場「気合い入れていこう!」

樽美酒「はじけるぞーぅ!」





「開演しまーす!」




会場の明かりが真っ暗になる。


『キャァァーッ...』

皆の声援。


一気に明るくなり曲がスタート。


『キャァァーッ...』
『翔さーんっっ』
『研二ーっ!』
『喜矢武さーんっっ』
『淳くーんっっ』



何万人という大観衆の前で
こんなにも声援をあびて
こんなにも気持ちよく自分たちを
表現できることに本当に感謝していた。



1曲目が終わりMCが入る。


鬼龍院「改めまして!ゴールデンボンバーです!」


いつも通りメンバー紹介をしていく流れだった。


でも。僕はその流れを切った。


鬼龍院「...いつもなら、ここでメンバー紹介するんだけど。...僕は皆に話さなきゃいけないことがあります。」



会場がざわついていた。

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設定タグ:ゴールデンボンバー , 鬼龍院翔 , 金爆   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - RIOさんすごい!キリショーと主人公がどうなるのか楽しみです! (2017年3月19日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - 恵さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていてくれて本当に嬉しいですっ♪励みになります★頑張りますー(^-^) (2017年3月18日 16時) (レス) id: 8fc1ca9d67 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんばんわ!この小説大好きです!続きが読みたくてうずうずしております。私は鬼龍院翔さんの大フアンなので、続きが楽しみで仕方ありません。応援してます。頑張ってください! (2017年3月16日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - お久しぶりです。主人公には戻ってきて欲しい。 (2017年3月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 「これから」「こらから」になってました。訂正します。 (2017年1月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RIO | 作成日時:2016年5月22日 23時

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