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鬼龍院「はい...。」
喜矢武「辛気臭い声出してんなー。」
鬼龍院「喜矢武さん...。」
喜矢武「さっき事務所偵察に行ってきた。マスコミがすごかったわ。」
鬼龍院「そっか...。」
喜矢武「さっき所さんから電話あって、メンバーの俺らにも取材があるかもしれないから大人しくしてなさいだとさ。」
鬼龍院「ごめん...。」
喜矢武「...それってさ、なんのごめん?」
鬼龍院「え...」
喜矢武「俺らに対して迷惑かけてごめんのごめん?」
鬼龍院「そうだよ...。」
喜矢武「正直、俺ら迷惑かけられたなんて誰も思ってねーよ。」
鬼龍院「え...?」
喜矢武「俺らはついてきただけ。鬼龍院翔ってゆー本物のアーティストに今の立ち位置に連れてきてもらっただけ。俺らが迷惑かけられたとか言うのって俺は違うと思ってる。」
鬼龍院「喜矢武さん...。」
喜矢武「お前は鬼龍院翔だろ?どんな逆境も今まで乗り越えてきたんだろ?世間のバッシングがなんだよ。そんなの今までも何回もあったろ。散々一発屋言われてたけどここまできたんだろ?」
鬼龍院「...。」
喜矢武「...。俺も、淳くんも研二もお前と一緒に乗り越えていく。3人とも同じ気持ちだ。ビクビクしてんなよ。」
鬼龍院「喜矢武さん...ありがとう...。」
喜矢武「前だけ向いてろよ。」
鬼龍院「うん...うん。」
喜矢武「じゃ、後でな。」
鬼龍院「ありがとう。」
ピッ
喜矢武さん...
淳くん...
研二さん...
この4人でやってきてほんとに良かったなぁ...。
ありがとう...。
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恵(プロフ) - RIOさんすごい!キリショーと主人公がどうなるのか楽しみです! (2017年3月19日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - 恵さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていてくれて本当に嬉しいですっ♪励みになります★頑張りますー(^-^) (2017年3月18日 16時) (レス) id: 8fc1ca9d67 (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - こんばんわ!この小説大好きです!続きが読みたくてうずうずしております。私は鬼龍院翔さんの大フアンなので、続きが楽しみで仕方ありません。応援してます。頑張ってください! (2017年3月16日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - お久しぶりです。主人公には戻ってきて欲しい。 (2017年3月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 「これから」「こらから」になってました。訂正します。 (2017年1月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIO | 作成日時:2016年5月22日 23時