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鬼龍院「Aちゃん...ほんとに...ごめん。僕のせいで...ごめん。」
A「...翔...。謝らないで。...翔のせいじゃないよ。大丈夫...。大丈夫だからね...。」
Aちゃんの「大丈夫」という言葉が
僕を落ち着かせていた。
なんの根拠もない「大丈夫」だったけど
安心することが出来た。
「鬼龍院!!」
鬼龍院「あ...喜矢武さんだ。」
抱き合っていた僕らは
喜矢武さんの声を聞いて離れた。
見ると、走り回って探したのか
ゼェゼェ息を切らした3人がいた。
喜矢武「Aちゃん!よかった!会えてたのか!」
樽美酒「よかったー...。まじ疲れた...。」
歌広場「鬼龍院さんもこれで一安心だね。」
A「ごめんなさい...。皆さんに迷惑かけて...。」
喜矢武「いや、大丈夫。見つかってよかった。」
歌広場「とりあえず、ここにいちゃまずいよ。今日のところは解散した方がいいんじゃないかな。」
樽美酒「どこに誰がいるかわかんないもんね。」
鬼龍院「うん。そうだね。Aちゃん、タクシー拾うからそれで帰って。」
A「うん...。」
長居は出来なかった。
またどこかで撮られているかもしれない。
急いでタクシーを拾った。
Aちゃんを乗せて
後部座席の窓を開けて少し話した。
鬼龍院「気をつけてね。」
A「ありがとう。」
鬼龍院「あ、そうだ。」
A「?」
鬼龍院「(ニコッ)」
チュ
一瞬だけキスをした。
Aちゃんは驚いた顔をしながらも
笑顔で手を振りタクシーが去っていった。
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恵(プロフ) - RIOさんすごい!キリショーと主人公がどうなるのか楽しみです! (2017年3月19日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
RIO(プロフ) - 恵さん» コメントありがとうございます!楽しみにしていてくれて本当に嬉しいですっ♪励みになります★頑張りますー(^-^) (2017年3月18日 16時) (レス) id: 8fc1ca9d67 (このIDを非表示/違反報告)
恵(プロフ) - こんばんわ!この小説大好きです!続きが読みたくてうずうずしております。私は鬼龍院翔さんの大フアンなので、続きが楽しみで仕方ありません。応援してます。頑張ってください! (2017年3月16日 0時) (レス) id: b80664ffbc (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - お久しぶりです。主人公には戻ってきて欲しい。 (2017年3月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 「これから」「こらから」になってました。訂正します。 (2017年1月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIO | 作成日時:2016年5月22日 23時