好き大好き愛してる Ⅱ【短編】 (ページ15)

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つめあと.3 ページ15

慎side

絶対に勘違いさせた、

2人があんなこと言うから…

確かに傷はAさんだろうけど寝てたの運んだだけですからとだけ告げ
Tシャツを着て急いでスタジオを出る

Aさんがいつも行く外の非常階段まで走って向えばそこには小さくなって座っているのを見つけた

慎｢っはぁ…良かったいた…｣

『っ、まこく…』

また泣かせてしまった
そんな自分の無能さに腹が立つ

慎｢勘違いだからね、背中の痕付けたのAさんだよ｣

『そんなわけ…っ、』

慎｢昨日寝落ちてたから運んだの
座り方的にお姫様抱っこ出来なかったから抱き上げて連れてったんだ
その時Aさん僕のも背中ギュッて掴んだから多分その時についたんだと思う｣

勘違いさせてごめんねと抱き締めれば僕の胸の中で静かに泣き続けるAさん

『っ…捨てられちゃうのかと…おもった、
怖かった…私まこくんが居ないなんてやだっ…！』

慎｢僕Aさんのことすっごい好きなんだよ？
浮気なんて出来ると思う？｣

ぎゅーっと抱きしめる力を強くすればありがとう大好き、と小さな声で呟いてくれるAさんが愛おしくて堪らなくなる

それと同時にこんなに愛おしい人に勘違いをさせるようなことをいった2人に少し腹も立つ

慎｢Aさんお願いごとがあるんだ
僕が言う通りにしてくれる…？｣

ガチャ___

健｢あっ、Aちゃん
さっきはごめ『別れました』

壱｢は…？
うそ、だよな？｣

『こんな嘘つく必要あります？
浮気する人だけは本当に無理なんです私』

健｢ちがっまこっちゃんは…｣

『ヘアメも専属変えてもらいますので安心してくださいみなさんには迷惑かけませんし気を使うようなことはさせませんから』

壱｢A頼む慎の話聞いたってくれほんとに違うんやって！！！｣

必死に説得してる二人を扉の外からこっそり見てればAさんがぱっと僕の方を向いて困った顔をする

『まこくんやっぱり私にはむりだよ…
申し訳なくなってきた、』

慎｢十分だよありがとう｣

壱健｢｢へ……？｣｣

慎｢少しは懲りました？
次Aさんに変なこと言ったら許しませんからね｣

『騙してすみません…
全然別れてないので安心してください、』

メンバー全員がほっとした顔をしていて

なんだかんだ言って僕達は愛されているんだなっと実感した

あ、でも健太さんと壱馬さんはちゃんと反省してくださいね。