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最近よく、ふとした時に視線を感じることがある。
DK「…」
その正体には薄々気づいてるし
そちらを見れば目を逸らされる事も分かってる。
気にしないようにはしているものの
今は正直自分でもわかるくらい
気持ち的にも敏感だから
気になってしょうがない。
かと言って話しかける勇気も今の自分にはない。
逆に話しかけられても、なんだかちょっと怖い。
HS「A、どうかした？ぼーっとしちゃって」
今でさえ急に話しかけられてビックリしてる自分。
相手はいつも隣にいてくれる人だっていうのに。
『いや、大丈夫です』
HS「…そ？」
なんかもう今は、誰にも関わって欲しくないような気分。
聞こえてくる声が怖くて
こちらを見る視線が恐怖で
何もかも全てが、私への凶器になっている。
やっと終わった練習も
正直あまり覚えてないくらい。
メンバーみんなが出ていった練習室に1人残り
自主練をする。
その自主練も終わり、宿舎に帰ろうと荷物をまとめ
事務所を出る前にトイレへと向かう。
『はぁ…』
無意識にでたため息は静かなトイレの中で響いて消えた。
HY「それはなんのため息？」
『え？』
声が聞こえたのはトイレの入口。
壁に寄りかかって腕を組むハヨンさんとその隣にソミさん。
SM「あ、今日は直ぐに帰るから楽しませてあげれないけど許してね？」
そう言って近づいてくるソミさんに私は後ずさるも
直ぐに壁へと追い詰められる。
HY「最近ホシ達に良くしてもらってるからって浮かれてるんじゃないの？」
『いや、浮かれてなんか…』
HY「やっぱり図星をつかれると正直になれないものよね」
世に言う壁ドンというものを女子であるハヨンさんにされ
上手く目を合わせることは出来ない。
『いっ、』
左手首らへんに鋭い痛みを感じ
ゆっくりそちらを見れば
手のひらを伝って床にポタっと落ちる赤い液体。
ハヨンさんの右手には新しくも古くもないハサミ。
HY「次その左胸につかれたくないなら
早くSEVENTEENから退きなさいよ。
事務所から出て行け。」
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ままむ - ふわぁぁ...読むのが辛くなってきた(> <;)主人公ちゃんよ、報われてくれ (2020年9月25日 14時) (
レス) id: 225d866bfd (このIDを非表示/違反報告)
ぴーよ(プロフ) - なんか読んでる自分でさえこんなに悲しいのに、この中の自分の気持ちを考えると涙が止まりません...いいお話を本当にありがとうございます。徹夜してでも読み終えます！(笑) (2020年8月16日 4時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - ついに2が辛辣なままだ終わってしまった…！主人公が早く幸せになりますように…！ (2020年5月29日 4時) (レス) id: da72a115e8 (このIDを非表示/違反報告)
らじもん(プロフ) - さくさん» 楽しみにしてくださり本当にありがとうございます！読者様のコメントやお言葉が物凄く力になっています。心から感謝ばかりです！本当にありがとうございます。 (2020年5月29日 0時) (レス) id: a99a5b21b6 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 更新をいつも楽しみにしています！！主人公が幸せになってくれることを読む度に強く思います！これからも頑張ってください！ (2020年5月28日 23時) (レス) id: 2e5a0ff5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らじもん
x他1人 | 作成日時：2020年5月5日 19時
