95 _JH ページ45
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DK「本当に、最低なんだ。僕は…っ」
隣で辛そうな顔して俯くドギョマ。
こいつは本当に誰よりも優しくて
多分俺の事を1番理解してんのもこいつなんじゃないかな。
「お前が最低だなんて、そんなの誰も思ったことないぞ」
DK「でもっ、」
「俺はさメンバーみんなの事がとてつもなく大好きなんだわ」
DK「…え？」
「だから全員の良い所も分かってるし、逆に悪いとこだってちゃんと理解してる。
お前の良い所は、誰にでも親切で周りを明るく照らしてくれるとこ。
悪い所は、優しすぎるが故に自分を後回しにしてしまうとこ。」
DK「…っ」
「俺が今言ったお前の悪い所に、最低なヤツって入ってたか？」
DK「ヒョン、」
「何年もずっと一緒に居てどんなことでも理解してる俺がお前を最低なヤツだなんて思ったことは1秒たりともない。」
俺の素直な本心を伝えれば、ドギョマはうっすらと目に涙を浮かべながら悔しそうに下唇を噛んだ。
「でもな、お前のことやメンバーのことはなんでも知ってるって言うのに
あいつの事は、全然知らないんだ。」
だからなんだと思う。
俺があいつにこだわるのは。
俺はあいつにとっての苦しいことしか知らないから、
楽しい昔話をきいたことがないから、
あいつの好き嫌いをよく知らないから、
家族や友達の話も聞いてみたいから、
あいつに関わることなら
なんでも知りたいって、そう思えるから。
Aが消えてしまわないよう
SEVENTEENという場所があいつにとって
居心地の良いものになってほしいから。
ただただ、あいつが気になる存在だから。
だからきっとこんなにも
Aを守りたいと思ってしまうのかもしれない。
「俺の知らないAが、一人で泣いていそうで。
本当のあいつを、まだ俺達は知って無いような気がするんだ。」
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ままむ - ふわぁぁ...読むのが辛くなってきた(> <;)主人公ちゃんよ、報われてくれ (2020年9月25日 14時) (
レス) id: 225d866bfd (このIDを非表示/違反報告)
ぴーよ(プロフ) - なんか読んでる自分でさえこんなに悲しいのに、この中の自分の気持ちを考えると涙が止まりません...いいお話を本当にありがとうございます。徹夜してでも読み終えます！(笑) (2020年8月16日 4時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - ついに2が辛辣なままだ終わってしまった…！主人公が早く幸せになりますように…！ (2020年5月29日 4時) (レス) id: da72a115e8 (このIDを非表示/違反報告)
らじもん(プロフ) - さくさん» 楽しみにしてくださり本当にありがとうございます！読者様のコメントやお言葉が物凄く力になっています。心から感謝ばかりです！本当にありがとうございます。 (2020年5月29日 0時) (レス) id: a99a5b21b6 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 更新をいつも楽しみにしています！！主人公が幸せになってくれることを読む度に強く思います！これからも頑張ってください！ (2020年5月28日 23時) (レス) id: 2e5a0ff5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らじもん
x他1人 | 作成日時：2020年5月5日 19時
