68 _JH ページ18
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あの日からAはこの世のものとは思えないほどに
ずっと練習し続けている。
俺はどちらかと言えば
あいつを疑っている訳では無い。
あの努力の塊である練習の日々を
嘘にすることなんて、どう考えても無理だ。
それに
ナニかに怯え泣きじゃくるAの姿を見ておいて
あいつを守る以外の選択肢なんてある訳が無い。
今だってまさに、宿舎にもろくに帰って来ずに
朝早くから夜遅くまで練習にこもっている。
さすがに心配になり、
今は、休憩時間を利用してウジと一緒にAの練習室へ様子を見に行くことにした。
Aのいる練習室の前に着き
ドアの外から中を覗いて見た。
「…え？」
WZ「ヒョ、ヒョンっ！」
俺は自分の目に映るものが理解出来ず
思考が停止してしまった。
隣にいたウジは焦った様子で練習室の中へ駆け込む。
Aや…
なんでぶっ倒れるまで
限界を超えるんだよ。
練習室の真ん中で突っ伏しているのは
紛れもないA。
やっと頭が状況を理解し
俺は急いでAの傍に駆け寄った。
幸い息はしているみたいだが
息苦しそうに呼吸をしていた。
ウジが何度か呼びかけてみても
荒い呼吸を見せるだけで返答は何も無い。
WZ「俺、マネヒョン呼んでくる…！」
「ごめん、頼んだ」
ウジが走って練習室を出ていく姿でさえ
俺の目には映らず
視界に入るのは苦しそうに呼吸を乱すAの姿だけ。
「A、大丈夫だからな…」
そう言ってAの頬に手を添える。
だけど、手を添えた頬から伝わってくる
尋常じゃない暑さ。
「熱…あるじゃんか」
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ままむ - ふわぁぁ...読むのが辛くなってきた(> <;)主人公ちゃんよ、報われてくれ (2020年9月25日 14時) (
レス) id: 225d866bfd (このIDを非表示/違反報告)
ぴーよ(プロフ) - なんか読んでる自分でさえこんなに悲しいのに、この中の自分の気持ちを考えると涙が止まりません...いいお話を本当にありがとうございます。徹夜してでも読み終えます！(笑) (2020年8月16日 4時) (レス) id: 8f39bffcdf (このIDを非表示/違反報告)
みみた(プロフ) - ついに2が辛辣なままだ終わってしまった…！主人公が早く幸せになりますように…！ (2020年5月29日 4時) (レス) id: da72a115e8 (このIDを非表示/違反報告)
らじもん(プロフ) - さくさん» 楽しみにしてくださり本当にありがとうございます！読者様のコメントやお言葉が物凄く力になっています。心から感謝ばかりです！本当にありがとうございます。 (2020年5月29日 0時) (レス) id: a99a5b21b6 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - 更新をいつも楽しみにしています！！主人公が幸せになってくれることを読む度に強く思います！これからも頑張ってください！ (2020年5月28日 23時) (レス) id: 2e5a0ff5bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らじもん
x他1人 | 作成日時：2020年5月5日 19時
