[完] 超人ちゃん Ⅱ【9K】 (ページ4)

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よん。ページ4

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伊沢「Aー」

『んー？』

伊沢「休みいつがいい？」

休み…？
ある程度休みはもらっているけど、ほとんどを大学の研究室で過ごすか別件の仕事を捌いていた。

『どこでもいいよ』

伊沢「Aのことだから休みの日も仕事してるだろ」

『皆そんなもんでしょ』

キーボードを打つ手を止めずに会話をしていると横から福良さんも会話に参加してきた。

福良「でも石井さん、大学もあるし多めにもらっといたら？」

『福良さんまで何言ってるんですか。大学は大学、仕事は仕事でしょ？
それに休みはなくても以外と生きていけるもんです』

伊沢「それじゃあブラックって言われるから却下。
うちはホワイトだから」

『だったら適当に入れといて』

伊沢「へーへー」

正直、休みがありすぎると仕事をしたくなくなるからある程度でお願いしたいところだ。

『よし…、修正と翻訳できたっ！
福良さん、翻訳終わりました。メールしとくので後でチェックだけお願いします』

福良「はーい」

『じゃ！皆さん、お疲れさまでーす』

まだ仕事をしている人たちに声をかけてオフィスをでた。
ビルを出てからすぐにスマホを取り出してLINEを開く。

A終わりました!

そう送るとすぐに既読がついて返事が返ってくる。

須貝駿貴おー、俺も行くわ

そんな文字でさえ愛おしく感じる私は、もしかしたら重症なのかもしれない。

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