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episode.5 ページ5

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___もう死ぬしかない。

そう思ったのはつい先日のことだった。
そんな俺のもとにある人物が現れた。


「あんたら、誰だ」


『わたしたち?』

久住「せやなぁ…俺たちは___」


あいつらは俺にとっての神だ。
すべて与えてくれた。
金も、稼ぎ方も、地位も。
正体の変え方も、身の隠し方も、全部。


あいつらがいなきゃ俺はサツに捕まっていた。



久住「その代わりなんやけど」

『あんたがボスってことで』

久住「誰かに言うてみー、そんときは」

『首とは"さよなら"、かな』


「誰にも言わない」


この生活は楽なもんだ。
金は自動的に入る。
手下も簡単に動かせる。


2人がいる限り、サツに捕まることはない。


部下「エトリさん、お電話です」

エトリ「貸せ」


俺は今日も彼らに感謝する。



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作者名:らい | 作成日時:2024年3月12日 6時

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