episode.13 ページ13
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ナイトクローラーチャンネル。
それはAがネットサーフィンで見つけたナウチューバーチャンネル。
A好みの男、伊吹藍をねじ込んだ4機捜を取り上げていた動画がAに発見された。
今はまだド底辺ナウチューバーだが、Aに目をつけられた以上この男にも何か起こるだろう。
『行こっかな』
Aはパソコンを立ち上げ、伊吹がどこにいるのか探す。
Aの手にかかれば世界中の防犯カメラは一瞬で見ることができる。
『どこかなーっと』
顔認証がヒットし音が鳴る。
ジムの防犯カメラにランニングマシンで走る伊吹が映っていた。
Aはパソコンをリュックにいれ、伊吹のいるジム方面へと向かった。
近くのカフェに入りパソコンでカメラをチェックしながら伊吹がでてくるタイミングを見計らい、Aもカフェを出た。
伊吹はジムを出ると目の前のフェンスに腰かけているAを見つけ声をかけた。
伊吹「あれー?Aちゃん?」
『伊吹さん?』
Aは笑顔で伊吹に近づいた。
伊吹「久しぶりだね〜」
『そうですね!電話はしてたけど会うのは久々な気がします!』
伊吹「あ、そう!
Aちゃんに話したいことあったんだった、今時間ある?」
『大丈夫!友達にドタキャンされて困ってたとこ』
伊吹「ならどこ行こっか」
『伊吹さんの行きたいとこ!』
伊吹「Aちゃんマジきゅるきゅる!」
Aがとびっきりの笑顔で答えると、伊吹は胸を押さえたあと_行こっか、とイケメンの笑顔を見せた。
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作者名:らい | 作成日時:2024年3月12日 6時