episode.28 ページ28
.
なんと今日伊吹さんが虚偽通報の犯人に振り切られたらしい。
カウンターテーブルを拭いていると後ろで九重さんが口火を切った。
九重「相手に走り負けたということですか」
伊吹「だーっ！ちょっと…セイセイセイセイ九重君。
俺、ちゃんと話したよね？話し聞いてた？
相手は1人じゃなかったの！」
九重「ふーん、証拠は？」
伊吹「ない、ふいんきが違った！」
九重「雰囲気___」
あ、九重さんそこ気になるんだ。
雰囲気とふいんきねぇ、日本語って難しいよなぁ。
私もよーく言われた。
___A、警察は変な揚げ足を取られる
___だから日本語とか基本的なとこはしっかりやるぞ
今ではもう懐かしい。
九重「私は"雰囲気"だと」
伊吹「なにお前、どうしたの？ふいんき魔人？怖いわ」
陣馬さんも気になったのか、首だけこちらに向けてきた。
陣馬「あいつら一体なにもめてんだよ？」
志摩「404の車内はいっつもこんな感じです」
志摩さんからお皿を受け取りテーブルへ並べる。
伊吹「いーや、九ちゃんより志摩の方が優しい。
ね、Aちゃん？」
志摩「優しくしてるつもりはない、俺は諦めてるだけ」
伊吹「ほらみろ、いぇーい」
『褒められてないですよ』
伊吹「はっ？」
志摩「まったく褒めてない」
伊吹「うっそ」
陣馬「おし、飯だ飯だ。食らえ！」
陣馬さん特製焼きうどん。
いや名物だからってうどん食べ過ぎじゃない？
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 81人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぽちゃまる(プロフ) - いつも楽しくて拝見させて貰っています！香坂さんの妹っていう設定からもう、はい、愛してます。香坂さんがお亡くなりになられた場所が私のちょー近所でして、場面再現したいぐらいです。もうギャフンと言います、これからも最新頑張ってください！応援しています！ (4月16日 20時) (
レス) id: e1b30985a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らい | 作成日時：2024年2月23日 8時
