episode.27 ページ27
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side.志摩一未
勤務の1機捜のヘルプが終わり、引き継ぎも終えて分駐所に戻ってきても伊吹はずーっとにやけた表情をしてる。
どうせ今朝の桔梗隊長の電話口調なり相手なりが気になってるんだろう。
伊吹「いや〜」
「あんまり余計なこと言うなよ」
今日はAが勤務明けでまた呼び出しくらっていないので無線機の記録をつけつつ、伊吹にクギをさしておく。
伊吹「えっ、余計なこと？」
「隊長に、プライベートについて何だかんだ」
伊吹「いやちょっと待って待って？俺は何も言ってない。
ね、隊長の電話の相手がどう聞いても彼氏だろ？
朝まで一緒にいたのかよ、なんてことは思ってもない」
「だから、それを顔が語ってんだよ」
伊吹「ふーん、マジか…」
「隊長に男がいたって別にいいだろ」
伊吹「うん、まぁ、そうなんだけどさ。
いいなぁと思うだろ？目の前でキャッキャウフフされたらさ」
「キャッキャウフフはしてない。
なんか……"うふっ"ぐらいだった」
伊吹「ウフりてぇなぁ…、ウフフりてぇなぁ」
「なんだ"ウフりてぇ"って」
少し静かになった伊吹がずいっとソファに座ったまま近づいてきてまた意味の分からんことを言い始めた。
伊吹「どうよ、最近」
「何が？」
伊吹「ウフフってる？Aちゃんと」
"ウフフってる？"
Aと？
んなわけあるか、とはこいつには言いたくない。
「…すっごいウフフ___」
伊吹「はい、嘘ー！秒でバレる嘘つくな」
嘘で悪いか、こちとらあいつとは微妙な関係なんだよ。
お前に分かってたまるか。
とりあえず伊吹がムカつくから睨んでおいた。
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ぽちゃまる(プロフ) - いつも楽しくて拝見させて貰っています！香坂さんの妹っていう設定からもう、はい、愛してます。香坂さんがお亡くなりになられた場所が私のちょー近所でして、場面再現したいぐらいです。もうギャフンと言います、これからも最新頑張ってください！応援しています！ (4月16日 20時) (
レス) id: e1b30985a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らい | 作成日時：2024年2月23日 8時
