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ふぉーてぃせぶん。 ページ49

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須貝「さて、どうすっかな」


私をすっぽりと腕の中に収めたままの駿貴さんが口を開いた。


『なにがですか?』

須貝「伊沢」

『あー…』


どうやら駿貴さんも拓司に相談をしていたらしく、さすがに2人ともが相談していたのなら報告しないわけにもいかない。


『私から言いましょうか?
拓司だし、さらっと言っちゃえば平気です』

須貝「そうゆうことじゃないのよお嬢さん。
あいつに言った次の日には会社の皆が知っとることになる」

『拓司なら言いふらしませんよ。
…というより若干名にはすでに私が駿貴さんのこと好きってのがバレてます』


私がそう言うと駿貴さんは「おわった…」と呟いて私の首筋に顔を埋めた。
そのフワフワな頭を撫でながらふと考えた。

別に皆に知られてもいいのでは?と。
メンバーの前でイチャイチャしなければ冷やかされないのでは、と。


須貝「言うしかないなぁ」

『堂々と言いましょう?
それで皆の前では意識せずに普段通りでいれば、とやかく言われませんよ』

須貝「___せやな」


話がまとまったところで、今日のところは家へと帰ることになった。
駅の改札まで見送ってくれた駿貴さんと明日の約束をした。


須貝「明日、一緒に大学行こか。
授業ないやろ?駅で待ち合わせでもしてさ」


私は『もちろん』と返事をして電車に乗り込んだ。


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らい(プロフ) - 陽さん» ありがとうございます! (2022年8月29日 7時) (レス) @page31 id: 097a817d7e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 好きです!応援してます! (2022年8月28日 12時) (レス) @page31 id: d969f9c7e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らい | 作成日時:2022年7月17日 10時

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