検索窓
今日:30 hit、昨日:9 hit、合計:61,505 hit

さーてぃわん。 ページ33

.


伊沢「いやー、マジで助かった!」


収録終わりに楽屋で拓司が安堵したように椅子に座った。

正直なとこ、私いなくても勝てていたようなメンバーだった。
拓司に山本さん、こうちゃん、福良さん、それに駿貴さん。

うん、最強の布陣じゃないですか…。


山本「ほんと危なかったですよ!石井さんが最後答えてくれたから勝てたんですよ!」

こうちゃん「そうそう!須貝さんのファインプレーもヤバかった!」

須貝「それは俺がナイスガイだからな」


駿貴さんの一言にそこにいた全員が大笑いした。
ただ、その後に私が発した言葉にその場が凍りついた…気がした。


『本当に私が出てよかったんですか?』

全員「「は?」」

『だって私、動画メンバーじゃなくて顔出しもしてなかったのにいきなりQuizKnockメンバーでテレビってのもどうかと……』


そう言うと拓司は私を椅子に座らせ、自分を含めた他のメンバーを向かい側に座らせた。


拓司「Aさ、まだそんなこと言ってんの?」

山本「石井さんはもう僕たちの仲間だよ」

福良「そういう批判があるってのも含めてメンバーに、ってなったんでしょ?」

こうちゃん「俺は元々反対だったけど……、でも石井さんの記事人気あるし」

須貝「それに、先日上がった"多言語クイズ"のAちゃんへのコメント、まだ見てないの?」

『忙しくてまだ…』

伊沢「じゃあ今見ろ」


拓司がカバンからパソコンを取り出して操作をしてから私の前に出した。


伊沢「それが、Aへの評価だろ」


.

さーてぃつー。→←さーてぃ。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (63 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
174人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , 須貝駿貴
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らい(プロフ) - 陽さん» ありがとうございます! (2022年8月29日 7時) (レス) @page31 id: 097a817d7e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 好きです!応援してます! (2022年8月28日 12時) (レス) @page31 id: d969f9c7e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らい | 作成日時:2022年7月17日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。