つー。 ページ4
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『hi〜!
そう言葉をかけると、"拓司"こと伊沢拓司がめちゃくちゃに驚いた顔をした。
伊沢「え!まじ!?なんでいんの!
あと2年はあっちって言ってたよ!?」
『あー、あの後なんかもう日本に帰りたいなぁってなって1年で卒業してきた』
伊沢「いつまでもお前はお前だな…」
『正資先輩に帰国しますーって連絡したら"伊沢にはサプライズで会いに行けば?"って言われてここの住所教えてもらった』
伊沢「え、そゆこと?いや…ぇ、、、」
ブツブツと何かを呟きはじめた拓司を横目に、中に入れてくれた背の高い人にお礼を言う。
『あの、ありがとうございました』
須貝「ええよええよ、伊沢の知り合い?」
『はい、昔からの知り合いで…』
須貝「sweetieってことは、もしや…彼女?」
その人の言葉に目を丸くしていると、拓司が落ち着きを取り戻した。
伊沢「いや、ありえないですよ、須貝さん!
俺にはこの超人の相手は無理です」
須貝「…超人?」
『いつまで私のことそうやってからかうつもり?』
伊沢「からかってはないからな?事実だ!」
須貝「ま、久しぶりのお相手っぽいし、積もる話もあるやろうからな…えっと…なにちゃん?やっけ?」
あ、そういや自己紹介してなかったや。
『石井です、拓司の元同級生で来年から東大の院生です』
須貝「俺も院生やからなんかあったらよろしくなぁ」
伊沢「須貝さん!なに普通に会話してるんですか!
こいつ、ハーバード卒業して院まで行ったんですよ?
2回も院生するとか聞いたことないですよ!」
拓司はいつまでも1人で騒いでいた。
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らい(プロフ) - 陽さん» ありがとうございます! (2022年8月29日 7時) (レス) @page31 id: 097a817d7e (このIDを非表示/違反報告)
陽(プロフ) - 好きです!応援してます! (2022年8月28日 12時) (レス) @page31 id: d969f9c7e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らい | 作成日時:2022年7月17日 10時