超人ちゃん【9K】 (ページ22)

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とぅえんてぃ。ページ22

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私の名前がライターの欄に入れられ、紹介文には、

___ハーバード大卒、電磁波や行動心理と心理分析が得意。
___現地で過ごした経験を活かしていきたい。

とだけ書かせてもらった。

SNSのプロフィールにも、

___QuizKnockライター。主に翻訳などを担当。
___Queezyやいっしーって呼ばれてました。
___過去に論文書いてました、興味のある方はQueezyBeeで検索を。

と学会名も明らかにした。

ここまで色んな所に私の名前が出ればいつかは同一人物だとわかるはず。
誰かに言われる前に自分からバラしてしまおうということだ。

伊沢「良かったの？」

『まぁ誰かにバラされるよりは良くない？』

伊沢「それもそうだけど」

オフィスで昔の記事を読みながら、どんな記事がたくさん読まれているのか考える。

せっかく書くなら万人受けではないにしろ、たくさんの目に触れるようなものにしたい。
一切の妥協はしない。

伊沢「A、ここ」

『？』

伊沢「皺寄りすぎ」

パソコンを見つめる瞳の間を指でトントンッとやられたので、自ら眉間を撫でた。

伊沢「Aはさ、昔から考えすぎなんだって。
考えないよりはいいかもだけど心配するだろ」

『ん、ごめん』

拓司の言葉を素直に受け取ると拓司も満足したのか自分のパソコンに目を向けてキーボードを叩きはじめた。

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