ウソツキ 共存 変更12/7 ページ30
抹消ヒーローイレイザーヘッド。僕と一緒に来た男の人なんだ。｣
洸｢イレイザーヘッド………それからヒーローを好きになったのか?｣
洸太が興味がありそうな風に聞いてきた。
真｢いや、好きにはなれなかったかな。僕が好きなのはイレイザーヘッドだけ、他は、ダメだった。自分の欲望の為にしか動いてない人が多くてね…まぁ、育った環境がアレだったんだろうけど｣
そう自嘲気味に真は笑った。
それを見て、洸太は俯き、そして
洸｢じゃあなんで、ヒーローになろうと思ったんだ?｣
理解が出来ないというような声色だった。
真｢そうだねぇ…今のヒーロー社会を壊すためかな?ヴィランがいるのはヒーローのせいだって僕は思うんだよね。だから、今を変えて、ヴィランもヒーローも共存出来る世界を作りたい｣
洸｢ヴィランもヒーローも…?なんかよく分かんねぇけどすげぇんだな｣
洸太はもう完全に真に懐いたようだった。
警戒も解いていて、普通に話している。
真｢そうかな?……あぁ、そうだ。洸太君｣
真が真剣な表情をして洸太の方を向いた
洸｢…なに｣
急に雰囲気が変わった真に驚きつつも、真面目な話だと思ったのか、洸太も真剣な顔をしてそちらの方を向いた。
真｢今すぐ、じゃないかもしれない。けど、君の前には必ず君のヒーローが現れる。絶対にね、それはプロヒーローでもなく一般人…普通の人かもしれない。だから、それまで、ヒーローが現れるまで絶対に諦めたりしないでね。僕みたいになっちゃうから｣
洸｢俺のヒーロー………うん。分かった。｣
真｢うん、よしよし、じゃあもうすぐ時間だし、戻ろっか｣
洸｢うん｣
そして、真と洸太は手を繋いでマンダレイのもとへと戻った。
ピ｢おかえりなさい……あら｣
マ｢…ありがとうね｣
洸太の顔つきが変わっているのが分かったのか、マンダレイが真に向かってお礼を言った。
真｢…何のことですか?僕は、洸太君と話していただけですよ。こちらこそありがとうございます｣
真(まァ話したこと事実もあるけど半分くらい嘘だからねェ。まァマンダレイ達の信用は得られたかな)
そして、30分程経ち、皆がやっと施設所へ到着した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 518人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
raito(プロフ) - 猫好きさん» 遊○王ですかwwwwwこちらでもコメントありがとうございます! (2019年1月2日 7時) (
レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 遊〇王の予告風↓ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 真くん…完全に敵になっちゃうんだね………よし！やっちゃえ真！！！ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
raito(プロフ) - すずきさん» ご指摘ありがとうございます!これからも皆様のコメントを励みに頑張らせていただきます! (2018年12月16日 18時) (レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
すずき - あの、40ページ「やっと始まる」で"Mr.コンプレス"が"コンプレクス"になってますよ!いつも楽しく読ませてもらってます!続編でも頑張ってください!! (2018年12月16日 18時) (レス) id: 6ed7c6429e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：raito | 作成日時：2018年11月16日 19時
