ウソツキ 帰り道 ページ22
それから真と塚内は、ヴィランに会ってもすぐ逃げること、そしてすぐに警察に連絡することを約束して、警察署内から出た。
外はもう真っ暗になっており、警察署の扉の前には相澤先生が立っていた。
真｢え?どうしたんですか?｣
相｢もう遅いし、お前はヴィランに狙われてるしな…エンデヴァーさんに連絡しようと思ったんだが色々あったんだろ?まぁそういうことで俺が送る｣
真｢いいんですか?合理的ではないんじゃ…｣
そう言うと、相澤先生は顔を逸らし
相｢お前は俺の生徒だ。放って帰らせてヴィランに攫われたとなったら困る…｣
不貞腐れたように言った。
真｢…それもそうですね。駅までお願いしてもいいですか?｣
真は、それに頷き着いてきていいのは駅まで、と軽く提示した。
駅までではないとアジトがバレる危険性があるからだ
相｢駅まででいいのか?…はぁ行くぞ｣
真｢えぇ｣
そう言い相澤先生と真は歩き始めた。沈黙が少し続いたが、それを破ったのは相澤先生で
相｢…守れなくて悪かったな｣
真｢…いえ、死柄木弔には僕達を殺す気は無かったと思うので…出久君が無事で良かったです｣
真(まぁ弔が俺の事殺すわけないけどな)
出久が無事で良かった。そう言うと、相澤先生が真の頭を軽く叩いた。
相｢緑谷だけじゃない。お前も無事で良かったよ。ったく、首締められたんだろ?大丈夫か｣
真｢えぇ、大丈夫ですよ。首が締まらないような対処法教えて貰ってるんで｣
そこで、歩いていた相澤先生が止まり、此方を向いた。
相｢そういえば、お前の師匠?ってどんな人なんだ?｣
真｢…そうですねェ、優しいけど厳しいいい人ですよ。僕を拾ってくれたのもあの人ですし｣
相｢……そうか｣
真が言った師匠の人相に相澤先生は考え込んでから頷く。
同じプロヒーローにそんなような人がいたか考えているのだろう。
真｢あぁ、師匠はヒーローじゃないですよ?｣
相｢そうなのか?通りで聞き覚えのない性格なわけだ……駅、着いたぞ｣
いつの間のにか駅に着いていたようだ。
真は、相澤先生にお礼を言い、駅内へと入って行った。
相｢いい人…ねぇ…身近な人だっていうのにやけに客観的だったな…｣
駅内のトイレへ真は行くと、個室へと入り、個性を使ってBARへ帰った
真("俺はBARにいない")
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raito(プロフ) - 猫好きさん» 遊○王ですかwwwwwこちらでもコメントありがとうございます! (2019年1月2日 7時) (
レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 遊〇王の予告風↓ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
猫好き - 真くん…完全に敵になっちゃうんだね………よし！やっちゃえ真！！！ (2019年1月2日 0時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
raito(プロフ) - すずきさん» ご指摘ありがとうございます!これからも皆様のコメントを励みに頑張らせていただきます! (2018年12月16日 18時) (レス) id: fc8081d8b0 (このIDを非表示/違反報告)
すずき - あの、40ページ「やっと始まる」で"Mr.コンプレス"が"コンプレクス"になってますよ!いつも楽しく読ませてもらってます!続編でも頑張ってください!! (2018年12月16日 18時) (レス) id: 6ed7c6429e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：raito | 作成日時：2018年11月16日 19時
