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初めて ページ1





「よし!」

必要なものはダンボールから全部出した!

整理もした!

お隣さんにも挨拶した!


ってことで……ちょっと休もうかな……

高校の入学式まであと二日ある


ちょっとはゆっくりできそう……

その間に東京にも慣れないとな!


「ひとまずおやすみ〜」


そして私は1人静かな部屋で目をつぶった


___ポロン



「?」

すると、隣の部屋からギターの音が聞こえてきた


ついでに、歌声も


……確か隣の人は星野さんで



私は音がもう少しよく聞こえるように耳を壁に当ててみた



……


な、なんて綺麗な歌声だ……


ん?




あ!この歌知ってるかも……


昔あってた日焼け止めのCMの歌だ!


それにしても上手いなぁ





それから何時間たっただろうか、ずっと私は壁に耳を当てていた


グー


「はっぁう!」


不意にお腹の音がなってビックリした

気づいて時計を見るともう夕方の6時になっていた


「ご飯作るか…」


まぁ私はご飯作れないからカップラーメンなんだけどねw









「……いただきまーす」


静かすぎる……でもテレビも持ってないし……



一人で食べるご飯ってこんなに寂しいんだ……


ラーメンをすすっていると何故かどんどんと涙がこぼれてきて、不安でいっぱいになった


高校生活大丈夫かな……


お母さんとか元気にしてるかな……


「う、……ぐすっ……」


怖い……怖い……


……星野さんまだ歌ってないかな……


あの人の歌を聴いていると自然と落ち着ける気がした




しかし、壁に耳をあてても何の音も聞こえなかった

中学の友達も上辺だけの関係で友達といった友達もいなかったから電話できるような人もいないし

お母さんに今電話しても逆に寂しくなるだけだからしたくない


「……寝るか……」

東京デビュー!→



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設定タグ:星野源 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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ぼく - キュンキュン♪ (2016年2月9日 10時) (レス) id: 039bcaca90 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はまねこチキン | 作成日時:2016年1月2日 23時

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