俺がイイ子にしてやるよ。

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……皆の目が私を見てる


ここで私が嫌いってバレたら？どうなる？

……いや、意外と普通に乗り過ごせるのかな。


ﾅﾐ｢嫌いなの？A｣

……言ってみるか。


｢そ、そうなんだよね！ピーマンだけが食べれないの！｣


ｻﾝｼﾞ｢そうだったのか！俺が知らないばっかりに。ごめんな？Aちゃん！｣


｢いーよいーよ！｣

うぉし、なんとかなりそうだ

ｿﾞﾛ｢……じゃあ尚更俺のをやる
苦手なら克服して当たり前だろ｣

｢いらないよ！？｣


ｻﾝｼﾞ｢でもAちゃん、苦手ならこいつの言う通り克服しないといけないよ？｣


その後に続き皆がそうだそうだと頷いている


｢あっ……いや、でも……ね！｣


無理無理！ピーマンだけは無理！


ｳｿｯﾌﾟ｢なんだぁー？逃げんのかA〜｣

｢うっせぇよ！ピーマンだけは食べないから！｣


そして私は見せるように皆の前で私がついだピーマン以外全ての野菜が入ったものを食べた。

｢……んぐぐっ！

っはぁ！ピーマン以外は食べた！これでいいよね！？｣

ﾙﾌｨ｢ピーマン食えピーマン!!｣

ｳｿｯﾌﾟ｢そーだぞ！ブーブー！｣

ｿﾞﾛ｢ほら、俺のピーマン入れたから｣


ゾロがピーマンを私の皿に入れたのをいい事にみんなが次々と私の皿に入れだした。

ｻﾝｼﾞ｢これ全部食べれたらAちゃんだけにウマイの作ってやるから、な？」


｢……い、


いらないもん!!ピーマンなんか!!｣

___ｶﾞｼｬｰﾝｯ




｢……あ……｣

やってしまった。つい頭に血が登って皿を落としてしまった。

皆が折角私の為にくれたピーマンや野菜を無残にこぼしてしまった。サンジが１番やってはいけない事って教えてくれたのに……


でも無理やり食べさせようとするのが悪いよね？自分にそう言い聞かせた。

｢わ……私は悪くないもん!!!!｣



場の空気に耐えられず逃げ出した




そして、そのまま私は男部屋へと逃げ込んだ。

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