幼馴染は霊能力者

10-鳥束のお願い2 ページ11

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……あぁやばい。一瞬思考が停止してしまった。


いやいやいや待て鳥束。

お前はあの子と付き合うんだろ？
あの子のおっ ぱい触らせてもらえばいいじゃないか。

なんで今私にそれを聞く？


そう言いかけて、少し意地悪な考えが頭をよぎった。


「……いいよ」

「………………えっ！？……ま、マジっスか」

「……うん」


…付き合えないのなら、これくらい、許されるだろう。
あの子と鳥束が付き合っているのかどうかは分からない。

けれど、もう後悔はしたくない。


「…じゃ、じゃあ、あの、今日、オレの家で……」

「…鳥束の家、お寺でしょ。
他の修行僧とかもいるんじゃないの？」

「…ま、まぁそれは、いるっスけど…オレの部屋に近づかないように言えば…」

「…いいよ。私の家で。
…両親は帰ってくるの遅いし。」

「え……いいんスか…？」

「いいよ。…じゃあ、放課後ね」


そう言うと、鳥束はよっしゃぁあーー！！と大きくガッツポーズをした。

うざい。し、うるさい。



*

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