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その後先生が来た
私と話してた女の子(…名前は知らんけど。)は席についた
先生「…え」
絞り出すような先生の声を聞いて何事やと思い眉を顰めて
先生を見る
先生は私の方を向いてた。さっきのショッピやチーノと同様、瞳を揺らしていた
相変わらず、前世とは変わりない風貌
お気に入りの紫のストールを首に巻いていた
人は騙せると言っても、いきなりのことだから私の瞳も見開いていた
目を見開いた私が兄さんの瞳に反射して、このままじゃバレると脳が信号を出す
そこで咄嗟に
「えっと、担任の先生ですか……？私のことめっちゃ見てますけどなんかついてます？怖いで先生、笑」
また、ごまかす
はははは！クラス中から笑いが起こる。
これで、面識のない先生にずっと見られていることに気付いて
びっくりしてしまった生徒を演じられるだろう
ショッピとチーノと兄さんだけが笑わず顔をこわばらせていた
ni「すまん…何でもない…。今日からこのクラスの担任になった兄さんだ」
悲しそうにしやんといて
クラスメート「兄さん先生？」
ni「兄さんでいいぞ」
どこか動揺を隠すような笑顔
私のせいだろうなと、思いながら目を閉じた
その後は、高校で使う教材やタブレット端末…などの配布を行い終了となった
ni「気をつけて帰れよー」
女の子「もしよかったら、一緒に帰っても良い？」
朝話しかけて来てくれた女の子や
「ええでー、ていうか名前なんて言うん」
女の子「え、自己紹介したけど」
え、？うそやん…。覚えてへんけど
「ごめん、忘れた」
女の子「うわ、ひど、鈴野雪です。覚えてよ？」
ゆき……
「おけ、ちなみに私は月川A」
yk「知ってるよ？」
と怒ったように言う雪…。
ごめんやん
「許してや」
yk「もー！……ていうか……本当に苗字、月川なんやな」
「ん？そやけど」
yk「……(まぁ、ただ同じ苗字ってだけ……かもやんな、)」
ちらりとショッピ、チーノ、兄さんの方を見ると深刻な様子で話をしていた
私は気づかないふりをする
yk「ねぇねぇ、このあと暇？暇ならファミレス行って話そー？」
「いいよ」
普通のJKやな
オスマンやったら私よりJKしてそうやけど
…………。
思い出さんでええやろ
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睡飴。(プロフ) - 好きィｯ！！更新無理せず頑張ってください！！ (4月13日 22時) (
レス) @page22 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
変色したばなな(プロフ) - 千菜さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りでございます。 (4月1日 10時) (レス) id: 7bdcbc9289 (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 凄く面白くて一気に読みました！これからも応援しています！ (4月1日 5時) (レス) id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：変色したばなな | 作成日時：2024年2月4日 18時
