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＿＿＿＿＿
kn「自業自得やろ」
kn「俺はお前みたいな無能がいっちゃん嫌いやねん」
kn「ﾁｯ……ﾊﾞｺ」
kn「'ごめん！！！！'」
＿＿＿＿＿
あのいつもとは違う元気さは微塵も感じられず
一瞬泣きそうな顔をして、責任を感じてるような
自分を責め立ててるような
どうしようもない感情がぐちゃぐちゃになってる顔
でも、その顔もすぐに真顔に戻って
kn「ひさしぶりやな」
心無い
彼は、自分で◯しているんだ
shp「えｯ……？コネシマさ…ん？？」
前と全く変わらない瞳が私を映す
「ん…？！私？」
びっくりしたような表情を作り
顔を少ししかめ、記憶をたどるような素振りをした
kn「そんな分かりやすい演技せんでええやろ」
kn「分かっとんねん。めんどくさいわ」
冷たい瞳が私の中を覗き込もうとする
本当に私の思考回路すべてが分かっているかのようにいわれ
ﾄﾞｷﾄﾞｷした
勿論、恋とかの方ではない
でも絶対彼はカマをかけとるだけや
勘は鋭いけど、相手のことに興味を示さないから瞳の変化に気づかない
彼が一番納得する反応は
「ﾑｯ…いきなりなんですか？」
私は怒りを含ませ怪訝そうな顔で彼に問う
「すみませんが、あなたのような失礼な人知らないんですけど」
不機嫌まるだしで
「ていうか、なんで名前知ってんねん」
kn「……ｯは…ホンマに覚えとらへんのか」
さっきの冷めたような目ではなく
強い後悔と自責の念が彼の表情を作った
「なんのことや、……あなたのようなうるさくて変人で、…まぁイケメン…な人会ってたら忘れへんやろ」
さっきまで、びっくりして黙っていた雪が喋り始めた
yk「…！！まって、A？！この人先輩だよ？！？しかも、生徒会！！！」
チーノの眼鏡の奥の瞳が鋭く光った
なんだ、まだ、諦めてないんだ
ずっと昔はタメで、呼び捨てしとったからなぁ
私の記憶がまだあるって信じとるんやろうな
いや、あるけど
「……こんな失礼な人に敬語なんて…使いたくない」
ﾌｲｯと顔をそらして言った
チーノが俯く
私は吐き出せたらきっと楽であろう自己嫌悪に陥りながら
kn「ア"ッハハハハハハ！！！！ほんま、変わらへんなぁやっぱおもろいわ」
独特で爆音の笑い声を響かせ
「はぁ…」
私の背中をバンバン叩くコネシマ
「痛い」
続く
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睡飴。(プロフ) - 好きィｯ！！更新無理せず頑張ってください！！ (4月13日 22時) (
レス) @page22 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
変色したばなな(プロフ) - 千菜さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りでございます。 (4月1日 10時) (レス) id: 7bdcbc9289 (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 凄く面白くて一気に読みました！これからも応援しています！ (4月1日 5時) (レス) id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：変色したばなな | 作成日時：2024年2月4日 18時
