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先生「…え」
絞り出すような兄さんの声が聞こえた
下を向いていた顔を上に上げるとAの方を見て驚いとった
そしたらAも顔を上げてびっくりしとるみたいやった
もしかして…、記憶あるんちゃう……？
僅かな期待を抱いてAをよく観察する
やけど、その期待はすぐ打ち砕かれた
「えっと、担任の先生ですか……？私のことめっちゃ見てますけどなんかついてます？怖いで先生、笑」
Aがびっくりしとったんは、前世の仲間が居ったからってわけじゃなくて
知らへん先生が入ってきてずっと自分の方を見とることに
驚いとっただけやった。
ただ、なんとも思っとらへんであろう…Aの声が頭から離れんかった
はははは！クラス中から笑いが起こる。
何もおもろないわ
思わず顔がこわばった
ni「すまん…何でもない…。今日からこのクラスの担任になった兄さんだ」
クラスメート「兄さん先生？」
ni「兄さんでいいぞ」
気付いたら、今日の授業は終わっとった
ワイとチーノと兄さんはすぐに集まった
ni「もしかして、記憶ない…？」
ci「ｯｯ…。お、おれｯ！信じたない！」
shp「ワイもっす」
重く苦しい空気が流れた
空気が鋭利なナイフのように肌をチクチク刺していた
ni「…ふぅぅ…。一旦、皆に報告しよか」
ci「はい」
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睡飴。(プロフ) - 好きィｯ！！更新無理せず頑張ってください！！ (4月13日 22時) (
レス) @page22 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
変色したばなな(プロフ) - 千菜さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りでございます。 (4月1日 10時) (レス) id: 7bdcbc9289 (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 凄く面白くて一気に読みました！これからも応援しています！ (4月1日 5時) (レス) id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：変色したばなな | 作成日時：2024年2月4日 18時
