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shp side
女子に声をかけられながらも高身長のチーノを盾にして
自分の教室に向かっていた
ci「なんとか教室についた…」
ゲッソリ…と効果音が付きそうなチーノをどけて
ワイは自分の席を探そうとした時
教室のある一点に目が止まった
他の女子と話しとった
中高一貫校に皆居ったから、貴方も居ると思ってたんや
居ったら今までしてきたこと謝って、またあの時みたいに過ごしたかったんや
ワイは、一緒にタバコ吸って他愛のない話しとる時が唯一無二の幸せな時間やったんやで
なぁ、A？
いつまで、待たせんねん
隣に居るチーノも気付いたみたいで、
そのチーノと目があった
チーノは泣いとって、その目に映るワイも泣いとった
俺らはAが座っとる席まで一直線に走ってって机に手をおいた
これからは、これからは！！
shp「ｸﾞｽﾞｯ…！Aごめん！！」
ci「俺も！！あんな事してごめん！！」
いいよ。
そう言ってくれることを期待しとった
困ったような顔をして笑いかけてくれるて、思っとった
おこがましいけど。
そう思ってAを見たら
心臓が跳ねた。
こちらを見つめる目は、冷たいものでも、懐かしむものでも無かった。
ただただ、困惑してた。
その表情が語る、お前誰やねんと言っている目
嘘やろ？そんな、前世の記憶あるよな？
「えっと……？」
次の言葉で俺らは深い深い絶望を味わうことになる
女の子「え？A知り合い？」
「いや、？はじめましてだけど」
shp「え」
頭が真っ白になった。
その事実を受け入れたくなくて、頭を抱えてうずくまりたくなる。
ci「嘘やん…？ｸﾞｽﾞ……嘘って言ってや！！！！！」
＿え、なに？あれ
＿新入生代表でいきなり生徒会になった2人じゃん！！イケメーン！！
＿まって、なんで泣いてるの？
＿てか、あの女だれ？
ただ、絶望しきった頭でもクラスではここの空気を異様に感じて好奇の目で見てることがわかった
今すぐどかなあかへんことが、わかった
shp「すいません、なんもないっす…。ほらチーノ…」
震える声でチーノを制して、引っ張っていく
女の子「何だったんだろうね…。」
「さぁ…、誰かと勘違いしちゃったのかな…。だって私あの人達と会ったことないし…」
さらにワイらに追い打ちをかけるかのように、その言葉を鋭利な刃に変えて突き刺してきた
shp,ci「「ｯｯ」」
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睡飴。(プロフ) - 好きィｯ！！更新無理せず頑張ってください！！ (4月13日 22時) (
レス) @page22 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
変色したばなな(プロフ) - 千菜さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りでございます。 (4月1日 10時) (レス) id: 7bdcbc9289 (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - 凄く面白くて一気に読みました！これからも応援しています！ (4月1日 5時) (レス) id: 4f425976bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：変色したばなな | 作成日時：2024年2月4日 18時
