死のゲームとオトモダチ【オリジナル】 (ページ30)

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２章ーゲームの幕開けー※あらすじ有ページ30

これまでのあらすじ
ラファとハニエルがピチューン！
次に選ばれたのはベルゼ(梢)！
はたしてこの悪夢から逃れる術はあるのか？そして、生き残ることは出きるのか！？
結論：こういうのやってみたかった……。

……チーン。ぎぃぃ。
どうやら「会場」についた様だ。
目の前には赤と青の扉と机、張り紙だ。
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・目の前の机上に鍵があるでしょう？選びなさい。愚かな人間。
・赤い扉のおくには脱落者達がいます。入れば脱落者は助かりますが、貴方は扉のおくでマネキン達の玩具になっていただきます。
・青い扉の奥は、「外」になります。見事脱出成功です。もう貴方は私から開放されますが、残りの者がどうなっても貴方は関与できません。
・簡単な事です。貴方の命と脱落者の命。制限時間は設けませんのでゆっくり御考えください。
・これは最も単純で最も残酷な心理戦です。当然、貴方も脱落者も、全員が助かる方法は用意しております。
・迷うことはないでしょう？さぁ、御選びなさい。貴方にはもう、選択肢なんてないんでしょう？もう、どちらの鍵にするか、これを見た時からもう、変えられない鎖で残りの選択肢なんて縛られていたのだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー確かに、もう選択肢などない。
だけど、迷っている。
もう、決めていたのに。
決定を、躊躇っている。
だって、だって。
たとえどんな存在だって死ぬのは怖い。
周りの存在が居なくなるのも、怖い。
それが、なんども脅され、殴られ、蹴られてきた「虐められっ子」なら、なおさら死ぬのが怖い。
でも、同時にやっと手に入れた仲間を失ってしまうのも、同じ位に怖い。
昔から、異常だったから。
私が、「悪い子」だから。
この時の選択はためらわれた。
＿＿＿＿私に、選択などできない。
やがて私は、決心をつけた。
私が、私が選んだのは＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

＿＿＿＿＿＿＿赤色の、鍵だった。
やっぱり私は、最後まで自己中な奴だった。
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そしてこの底辺な絵である