2章ーゲームの幕開けーラファside ページ14
自分でも度胸があるとは思う。
「常人だったら」きっと扉を開けようともしないだろう。
でも、「私は」違う。
シフウがいるから大丈夫という謎の確信と、恐怖の感覚が麻痺しているためか進もうと「した」。
入り口の壁に、張り紙がはってあり、大きく「説明書き」と書かれていた。
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・このゲームにおける「魂」は第1ステージは「3個」、第2ステージは「1個」、第3ステージは「0個」です。残った「魂」は次のステージに繰り越す事が出来ます。
・砂の色が濃い所は「蟻地獄」となっており、はまると「魂」が1個減ります。
・所々にある「マネキン」の視界の中に入ると「魂」が1個減ります。
・「魂」が減るとスタート地点に戻されます。
・第3ステージをクリアすると「ある質問」をされます。「その問題」にクリアすると、晴れて願いが叶い、永遠の幸せを約束します。また、ここから出ることもできます。
・ここから出ることが出来るのは5人以下です。
・「魂」が無くなってもすぐに死にはしません。
・各ステージの移動は後ろのエレベーターで行います。各ステージの奥に移動用のカードがあるのでそれを持ち帰って差し込みます。ただし、行きはよいよい帰りは怖いです。帰る時はマネキンが動く様になり、蟻地獄の砂の色が薄くなります。
・このゲームは「懺悔のゲーム」です。途中で記憶の断片を見つけたら、交換屋のシェルアを呼んで記憶と交換してください。そして、その記憶の内容を次げて、跪いて懺悔しなさい。そうすれば、も
[ここから先は無造作に破られている……]
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ラ「……何よこれ」
私は壁の砂岩に軽く叩き、問題の文章を見直した。
2章ーゲームの幕開けーラファ、シフウside残り魂 3個→←2章ーゲームの幕開けーラファside
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作者名:早苗 | 作成日時:2016年3月25日 14時