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「まぁ、いろいろ昔に…」
笑って誤魔化すと
詮索はされなかった。
ﾊｽﾐ「…ま、良かった。元気そうで」
飲み終えたココアの缶を
片手でもてあそぶ。
「すみません、心配かけて。」
ﾊｽﾐ「…なんかあったら、言え。
俺にできることなんて、少ねーかもしれないけど。」
真剣な目をしてそう言うから
意外だった。
蓮見さんってもっと、
我関せずみたいな人かと思ってたのに。
「はい」
でも、そう言ってくれるのは
社内ではユリエくらいだったから
心強いな。
それから他愛もない話をしながら
帰り支度を済ませて
エレベーターに乗る。
フロントに会釈しつつ
玄関に出た。
ﾊｽﾐ「あんた、電車？」
「はい。
あ、でも今日は約束してるんで、ここで」
ﾊｽﾐ「…。
そう。
じゃあ、また明日」
一瞬ぴくっと動いた眉。
でもすぐにいつもの蓮見さんに戻って、去って行った。
スマホを取り出して
起動させると
ちょうどのタイミングで電話がかかってきた。
‘大野‘の文字に
ドクンと心臓が跳ねる。
「もし、もし…？」
智『…Aちゃん？』
「う、ん」
智『なんでそんなギコチナイの(笑)』
「…ごめん」
智『…謝らんでも(笑)
…ね、今俺どこにいると思う？』
悪戯っぽい声が
機械を通して聞こえてくる。
「どこって…どこ？」
待ち合わせ場所は決めてなかったから
さっぱりわからない。
テレビ局とかかな？
智『…まっすぐ顔あげて、
右に視線ずらしてみて？』
え？
言われたとおりにしてみると
十メートルくらい先の花壇みたいなところに
キャップをかぶった人影が見えた。
「えっ…」
近寄ってみると、
智「正解！」
耳にスマホを当てて微笑む智くんがいた。
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セリンセ(プロフ) - なりこさん» 頑張ってみました（笑）大野さんの可愛さをちゃんと伝えられてるみたいで何よりです\(//∇//)\ (2013年6月10日 17時) (
レス) id: 192ff88812 (このIDを非表示/違反報告)
なりこ(プロフ) - わー、ご飯作ってる間に寝ちゃう智も、見とれてる間に実は起きてる智も、めっちゃかわい…（≧∇≦）…幸せ♪ (2013年6月10日 16時) (レス) id: d117405dbe (このIDを非表示/違反報告)
セリンセ(プロフ) - なりこさん» 面白かったですよ( ´▽｀)笑 コメ見るのいつも楽しみにしてるんです^ ^ ありがとうございます♪ (2013年6月5日 21時) (レス) id: 192ff88812 (このIDを非表示/違反報告)
なりこ(プロフ) - こんにちは。コメントおもしろかった？ココロの声をそのままお届けしてみた♪♪さとぴょんかわいくて素敵じゃよ(*'▽')(*'▽')(*'▽')またよろしく♪ (2013年6月5日 20時) (レス) id: 54419d9750 (このIDを非表示/違反報告)
セリンセ(プロフ) - ラブさん» 遅くなってしまってごめんなさい<(_ _)> そうですね…心の中では泣いているかもしれませんね…でもこれからキーパーソンになる予定なので、頑張ってほしいです(^^) まだチャンスはあるかも!?^^ (2013年6月5日 15時) (レス) id: d1914914f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セリンセ | 作成日時：2013年5月21日 11時
