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あれから10分くらい経っただろうか
隣から声がしなくなる。
これもいつもの日常のこと
「涼介ーーーー」
この子が黙ると甘えん坊タイムにはいる
すると、俺は作業してたパソコンをとじる
涼介「はい。おいで。」
俺が手を広げると迷わず俺に抱きついてくる
「んーーー。涼介、いい匂いするー」
涼介「うん、知ってる」
「ナルシか」
涼介「そういう俺が好きなんでしょ？」
「ばか。」
顔を赤らめて俺の胸に頭を埋める。かわいいな、おい。
キーンコーンカーンコーン
この予鈴の音を聞くと彼女は不機嫌になる
涼介「ほら、怒らないの。またいつでもおいで。」
「えー、今日授業さぼるー」
涼介「だーめ。昨日さぼったばかりでしょ」
「けち」
Aは髪の毛をまた結びはじめ眼鏡をかけ直す
そこで、彼女のスイッチはオン
「山田先生。やっぱり体調治ったんで教室戻ります」
涼介「そっか。お大事にね」
いつも平然を装ってるけど、この切り替えの早さに俺は笑いをこらえるのに必死だ
「それでは、失礼しました」
涼介「あ、待って」
「なんでしょう？」
振り返るAの頭をおさえてキスをする
涼介「はい。行ってよし。」
「訴えますよ。」
そう言って保健室をでてくA。
真っ赤な顔で言われても説得力ないけどね
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作者名：リサ x他1人 | 作成日時：2017年6月25日 10時
