【SERVAMP】エリクシルの血を持つ少女 (ページ13)

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第九話　定例会ページ13

真昼side

『…真昼、御園に連れて行かれてたけどどんな関係なの？』

あ、そっか。茜一人置いて行っちゃったから知らないのか

そういえばイヴとかサーヴァンプのこと知らないよな
伝えておいた方が良いかもしれない

真「御園は俺と同じイヴって言うやつなんだ。クロもただの吸血鬼じゃなくて
　吸血鬼の中のボス？のようなやつで…まぁ、俺もよくわかんないんだけど
　クロと会ったのも茜に会う数日前だし」
『ふーん…ねぇ、それなにやってるの？』

この子本当に何も知らないのか…後で色々教えとこうか

真「ネット。また後で茜にも使い方とか教えるよ」
『うん！ボク物分かりは良い方だからドンドン教えてよ!!』

周りがキラキラして見える。

茜は可愛いな、なんか守ってあげたくなるような…ってなに考えてんだ俺//

ク「茜ーフロあがったぞっ…て真昼帰ってすぐネットかよ…
　そういう習慣が引きこもりを生むんだ…」
真「引きこもりのお前が言うな!!」
『じゃっ！お風呂先に行ってくるね～！』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

クロは冷凍庫に入ってたアイスを取ってきて俺の横でダラ～と食べ始める

真「さっきリリィに教わったサイト！お前はやんねーの？」
ク「いいよオレはリアルが充実してっから」

いやリアルが充実してないからニート生活してんだろーが。

そんな会話を繰り広げているとリリィからメールが届いた
-お久しぶりの定例会です。来週26日19時から─…-

真「！定例会…」

あ…そうだ

ク「茜此処に連れて行くのか…？吸血鬼だらけで逆に危険だぞ？」
真「そうだよなー…ここは桜哉あたりn『真昼ー！あがったよー！』…おう」

元気なのは良いことだが話を遮らないでほしいよ

真「まぁ、この話は後で…俺はフロはいってくるから。」

クロside

『何の話してたのー？』
ク「…特に何も話してねーよ…」

えーといって茜は頬を膨らませる。…可愛いな…

『あっアイス！ちょっと頂戴!!一口で良いからさっ！』

ズイッと効果音が付きそうなくらい顔が一気に近くなった。そういうのって無自覚何だろうな…

ふと、Tシャツから見えた赤い噛まれたような痕

ク「……茜今日帰ってくる頃誰といたんだ？」
『へ？桜哉とだよ？』

俺が噛みついたのは反対の方だからこの痕は…

ク「最近オレ以外に吸血鬼に会ったか？」

途端に冷や汗をかき始めた。

確信は無いが……

ク「桜哉は吸血鬼」