21話 「どうして？」 ページ26
兄が現れた……。
それがつまり何を意味するか…。
一つしかない。
あの人に見つかったのだ。
5年前までは亡き父に変わり、私にたくさんの愛情を注ぎ、「父さん」と呼び慕ったあの人に…。
きっと兄は私を連れ戻しにきたに違いない。
楽しそうに円堂さんと談笑する兄を私は怖いと思った。
その笑みの裏にはどんな思いが隠されているのか…。読むことはできない。
貴女「円堂さん」
円堂「ん？」
貴女「私、戻りますね。気分が悪いので…」
円堂「そうか。ゆっくり休めよ！」
貴女「はい……」(ｸﾙｯ
二人に背を向けて歩きだす。
そんな私に……
ヒロト「……」(妖笑
兄が妖しく笑っていたなんて、私は知らない。
††
〜漫遊寺中郊外〜
貴女「はぁ…」
小さくため息をつく。
なんで、今更私の前に現れたの…？
やっぱりあの人の言いなりなの？
あなたと私は他人でしかないの…？
貴女「どうしたらいいか、分かんないよ…パパ、ママ…」
変わらずに煌々と輝く星空を見上げ、私はそう呟いた。
すると。
？「父さんや母さんにすがってどうにかなると思うの？A？」
貴女「……っ！！」
なんで…？
いつの間にか、円堂さんと話し終え兄ヒロトが私の背後にいた。
ヒロト「今更無いものにすがるなんて…Aもまだまだ子供だね……？」(妖笑
貴女「……お兄…ちゃん…！」
ヒロト「ﾌﾌｯ、ようやっと話ができるね…？A……」
どうしてーーーーー！！！
〜〜
作者です。
シリアスですねぇ…。
すみません！シリアスが苦手といわれる方！
ここは結構重要な場面になってくるので、是非最後まで読んでくださいm(_ _)m
京介「俺の出番まだ？」
あんた、だいたいまだ3歳でしょ!?
京介「いや…その状態でも俺を出すのかと」
んー…考えてあげてもいいよ？
京介「なんだよ、その上から目線は(ｲﾗｯ」
じゃあ、出してやんない。残念だな〜。出すならお兄さんと一緒に出してやろうと思ったのに。
京介「なっ…！」
…OK？
京介「はい…」
京ちゃん可愛いね。
それでは文字数もそろそろなので、
ではっ☆
22話 「裏切りと想い」→←是非、私と話したい人は！(( 修正しました。
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ＹＵＲＡ(プロフ) - 今、ちょっと作者の部屋なのよを見て、友達募集的なことが書いてあり、でしたら・・・!!と思ったのでもしよろしければお友達になってくれませんか??無理にとは言わないので・・・よろしかったら、友達になってくだされ!! (2015年3月31日 23時) (
レス) id: ac10025bc1 (このIDを非表示/違反報告)
STARS(プロフ) - 世良ショコラさん» ありがとう！拙い文でごめんねっ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'): (2014年1月6日 17時) (レス) id: b863a36962 (このIDを非表示/違反報告)
世良ショコラ(プロフ) - 今読み途中ですbお面白いよ！ (2014年1月6日 17時) (レス) id: 7a6450375e (このIDを非表示/違反報告)
葉月ふたば(プロフ) - STARSさん» 楽しみに…しとく… (2013年11月5日 19時) (レス) id: e595d89f49 (このIDを非表示/違反報告)
STARS(プロフ) - 葉月ふたばさん» 本当にごめんなさい！お気持ちだけは受け取っておきますね(*^^*)小説の更新、頑張りますね！ (2013年10月31日 18時) (レス) id: b863a36962 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪那 | 作者ホームページ：http://com.nicovideo.jp/community/co1574249
作成日時：2013年1月7日 6時
