48＊雅紀side ページ48
「あ、二宮さん今お部屋にらっしゃいませんよ」
病院の廊下を歩いていると
メガネをかけた厳しそうな看護師さんが声をかけてくれた。
潤「えッ？いない・・・って？」
松潤が聞き返すと看護師さんは慌てて『リハビリ中です』といった。
「一般のリハビリ室だと混乱を招くことを懸念して
二宮さんはこの階の特別支援リハビリ室を使って頂くことにしました」
その看護師さんは俺らを『芸能人だから』と偏見を持たずに
業務口調で接してくれた。
＊
「近くなのでご案内します」
そう言って俺らの少し前を歩くこと１分。
すぐに『身体障害特別支援第一リハビリ室』と長い名称の部屋についた。
「普段は外部とのコミニケーション等、
とるのが苦手な方が使用されていますので絶対声を掛けてから入って下さいね」
＊
丁寧に頭を下げて仕事に向かう看護師さんに
はい、と答えてドアをノックする。
「どうぞー」
中からはニノではない、男の人の声がして
思わず松潤と顔を見合わせたが思い切ってドアを開けると
その声の主はニノのリハビリを担当してくれる先生の声のようで
ニノは顔を火照らせて椅子に座っていた。
「はじめまして、
二宮さんのリハビリを担当します。山口です。」
雅「あ、相葉です」
潤「松本です」
短髪で先生が俺らを部屋に促しながら自己紹介をしてくれたので
俺らも慌てて挨拶をした。
＊
疲れた？と口パクでニノに聞くとニノは頷いて
和「クタクタだよ」
と首を回してみせた。
「二宮さん、頑張られましたよ。
普通、最初のリハビリは小一時間で終わるんですけど
もう二時間近くやってます。」
潤「すげーじゃん」
松潤が目を開いて言うとニノはむっとした顔をした。
和「普通に出来るはずのことを練習してるんだよ？」
「はい、じゃあ今日はここで終わりにしましょう」
空気が悪くなりそうなのを察したのか山口先生が割って入る。
雅「じゃ、ゲーム持ってきたからやろうよ。
電波発しないのだったらオッケーですよね？」
一応山口先生に聞くと頷いてくれた。
「じゃあ相葉さんと松本さん。
二宮さん今日はもう足使って欲しくないので厳重注意をお願いします。
昨日、捻りかけてましたから。」
山口先生がいたずらっぽく笑って
ニノがもう！と呆れて笑った。
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希衣(プロフ) - 美咲さん» おかげさまで足もうすっかり復活です！！そろそろ移行ですが、よろしくお願いします。 (2014年5月3日 16時) (
レス) id: 3357bf8a42 (このIDを非表示/違反報告)
希衣(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます(^^♪策を練って良い内容にしていくので、よろしくです！！ (2014年4月27日 20時) (レス) id: 3357bf8a42 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 続きが気になる！ここまで読んですごく面白かったです。更新、大変だとは思いますががんばって下さい！応援してます。 (2014年4月13日 19時) (レス) id: 354c98adff (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 希衣さん» ごゆっくりー(笑)お気をつけて (2014年3月17日 19時) (レス) id: b28b5aa396 (このIDを非表示/違反報告)
希衣(プロフ) - 碧李さん» うん(●´ω｀●)ありがとう！！よゆー♪ 碧李のパワーで治ったわ！！笑 (2014年3月17日 7時) (レス) id: 3357bf8a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希衣 | 作成日時：2014年2月2日 17時
