21＊翔side ページ21
ニノ。何があったの？
やっぱり、病院で診断されたの？
病気です＿＿＿＿って。
だとしたら、俺が聞いた時の『平気です』って
歯切れの悪い言葉も納得いくよ。
先生の配慮でミーティングルームに入れてもらってる。
＊
机に肘をついて額に手をあてる。
まさかね、っと小さく呟いた。
＊
＊
智「しょーくん？大丈夫？」
翔「ん！！・・・智クン」
いきなり肩を叩かれてビクッと体が反射する。
ねぇ、と智クンは俺の顔を覗き込む。
＊
その顔がやけに安心する顔で
急に狭まっていた視界が開けたような気がした。
気づけば松潤も相葉ちゃんも、神妙な顔をして
俺を見ている。
＊
すると
＊
コンコン＿＿
＊
ドアをノックする音がして
自室では無いので答えるのを戸惑っていたら、
相葉ちゃんが平然とした様子で『はーい』とドアを開けた。
その様子におもわず３人で顔を見合わせて笑ってしまった。
＊
「失礼します」
そう言って入ってきたのは
さっきニノを見てくれた先生だった。
歳はきっと、俺より5つくらい上で
頭の良さそうな、どこか人を寄せ付けなそうな、そんな雰囲気。
ネームプレートには『水瀬』と書かれていた。
＊
「二宮さん、今 目覚されました。
今日は病院に泊まって頂きます。
勝手ですが、病室のプレートには名前入れてません。
ご案内しますね」
潤「はい！」
言い終わるやいなや、松潤が答えて
先生はそれを確認すると俺達に背を向けて病室に向かった。
＊
連れて来られたのは238号室。
先生は次の診療があるようで、慌ただしく去ってしまった。
ニノの言ってたように俺が単なる心配性。
そう思えばドア開けるのは簡単だった。
＊
でも、そうじゃなかったら？
そんな考えが止まらない。
なかなかドアを開けない俺にしびれを切らして
松潤が退けてドアを開けようとした、が＿＿＿
俺は自分の手を松潤の手にかぶせて
反対の手でニノの部屋をノックした。
翔「ねぇ、ニノー。
入るよー？」
ただの貧血、って可能性のほうが充分あるんだから、と
そう思っていつもの口調で言った。
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希衣(プロフ) - 美咲さん» おかげさまで足もうすっかり復活です！！そろそろ移行ですが、よろしくお願いします。 (2014年5月3日 16時) (
レス) id: 3357bf8a42 (このIDを非表示/違反報告)
希衣(プロフ) - 紫苑さん» ありがとうございます(^^♪策を練って良い内容にしていくので、よろしくです！！ (2014年4月27日 20時) (レス) id: 3357bf8a42 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 続きが気になる！ここまで読んですごく面白かったです。更新、大変だとは思いますががんばって下さい！応援してます。 (2014年4月13日 19時) (レス) id: 354c98adff (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - 希衣さん» ごゆっくりー(笑)お気をつけて (2014年3月17日 19時) (レス) id: b28b5aa396 (このIDを非表示/違反報告)
希衣(プロフ) - 碧李さん» うん(●´ω｀●)ありがとう！！よゆー♪ 碧李のパワーで治ったわ！！笑 (2014年3月17日 7時) (レス) id: 3357bf8a42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：希衣 | 作成日時：2014年2月2日 17時
