3話目 紹介 byれいにゃん ページ5
貴方side
部屋の真ん中に座ったまま何度目か分からないため息をついた
暫く部屋にいるのはいいが…俺も刀なのだ、なにか役に立つことをしなければならない
…俺にできることはなんだろうか…
なんて考えている中、外から主の声が聞こえた。
主)「Aさ〜ん、入ってもいいかな?」
貴)「あっ、はい、ど、どうぞ」
急に呼ばれておどおどと答えてしまった
主)「じゃあ失礼するね、…で、そろそろ夕餉の時間なんだけどその時に君の紹介をしたいんだ、いいかな?」
貴)「えっ、自己紹介ですか…?」
主)「うん、ダメかな?」
貴)「い、いえ…だけど俺なんかが皆の前に出ていいんでしょうか…」
…つい、思ってもないことを言ってしまった。本当は、皆と話してみたいのに…
主)「そんなことないよ!ほら、立って、行こう?」
そう言って主は手を差し伸べた。
…俺は、その手を握った。少し、甘えてもいいかなって、でも、そんなこと俺に許されるわけがなかったんだ
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主の背中を追い広間らしき所に着いた
主)「もう皆揃ってるはずだから、呼んだら入ってきてね!」
貴)「はい、わかりました」
自己紹介か…皆と話せるといいんだけど…
主)「…ってことで、新しい仲間が来ました!Aさん、入って!」
名前を呼ばれ襖を開ける
…そこには、たくさんの刀剣男士と…弟達。
---飛んでくる、4本の刀
貴)「っ!?」
突然の事で頭が追いつけない
…が、体は動いていたようで
自分の鞘から刀を抜くと4本の刀を弾いていた。
平)「なんで貴方がここにいるんですか…!」
乱)「もう会わないって思ってたのに!」
厚)「俺達に近づくな」
薬)「早く消えてくれねぇか」
貴)「平野…乱、厚…薬研…?どうして…」
どうして刀なんて投げたの…?
厚)「気安く名前を呼ぶな…!」
怒鳴られたと思うと恐怖で体が震えた
貴)「っごめん、なさい…もう、しないから…怒らないで…」
やっぱり、俺なんかがここにいちゃいけないんだ…
考えるよりも早く体が動いた
広間を出て廊下を走る、自分の部屋に入ると襖の近くに腰をおろした
貴)「っ…なんで、こんなこと…俺、なにもしてないのに…っ」
そう呟いて静かに涙を流した
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れいにゃん(プロフ) - 夜桜狐さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです。これからも頑張って更新していくのでよろしくお願いします！ (2016年11月2日 11時) (
レス) id: 67cb19b169 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜狐(プロフ) - 面白いです！ 続きが気になります！ (2016年10月31日 21時) (レス) id: c90e88cca6 (このIDを非表示/違反報告)
れいにゃん(プロフ) - こんのすけ二号さん» コメントありがとうございます!今の話が落ち着いたら鶴丸との絡み書きますね!w それとレス遅れてすみません… (2015年9月28日 19時) (レス) id: a618e215cf (このIDを非表示/違反報告)
こんのすけ二号 - 面白いですね！更新頑張ってください！そしてもっと鶴丸との絡みをしてほ((殴スミマセン（汗） (2015年9月16日 7時) (レス) id: f6ea566b76 (このIDを非表示/違反報告)
れいにゃん(プロフ) - キョロきど@白猫だとナギトさん» コメントありがとうございます…!これからも頑張ります! (2015年8月30日 23時) (レス) id: a618e215cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいにゃん 卍神無月卍 x他1人 | 作成日時：2015年8月7日 19時
