13話目 小さな歓迎 byれいにゃん ページ15
門をくぐりまっすぐ道なりに進む。
少し経ったところで町が見えてきた。ざわざわ、と人々の話が聞こえてくる。
貴)「ここを見回りするんですか?」
鶴)「あぁ、まあ、遠征というよりお出かけっていう方が近いな」
貴)「えっそうなんですか?資材とかはどうするんですか」
三)「まぁそうだな、今日はちょっとした歓迎会というやつをしようと思ってな」
歓迎会…?
貴)「え、えと、遠征は…?」
獅)「まぁまぁ、こっち来いよ、A!」
貴)「えっ、あの、獅子王さんっ?!」
急に手をつかまれると近くのお店まで連れていかれた。
-----------------------------------------------------
腕を掴まれたままお店の中に入る。
貴)「あの、ここは?」
鶯)「甘味処というところだ、お茶も飲めるぞ」
へぇ、甘味処…
貴)「って鶯丸さんもうお茶飲んでるし…」
三)「はっはっは、よきかなよきかな」
良いんですか…なんだろうこの人たち…これをまいぺーすっていうのか?
なんて考えていたら鶴丸さんが俺に団子をくれた。
鶴)「ほい、今日は俺たちのおごりだぜ、たんと食えよ」
貴)「あ、ありがとうございます…」
受け取らないわけにもいかずそのまま団子を食べる
貴)「ん…美味しい」
小)「ここは町で一番美味しいと評判ですからねぇ」
貴)「そうなんですか…!」
お店に入ってから数十分、この町一番の甘味処と言うだけあってすぐに団子はなくなった。
鶴)「ふぃー、食った食った…」
獅)「う”、食いすぎた…」
貴)「2人ともどれくらい食べたんですか…」
そういえばさっきどれだけ食べられるか競争していたような…
鶯)「食べ終わったことだしそろそろ帰るとするか」
あれ…?なんか忘れているような気が…
貴)「あっ、資材を持ち帰らなくては…!」
三)「それならここにあるぞ、さっきそこらへんで拾った」
貴)「えっ、其処らへん…?」
資材ってそんな適当なところにあるのか…?!
小)「まぁ資材もあったことだし帰りますか」
貴)「は、はぁ…」
これは遠征と言っていいのか…?
なんて考えながら先を歩く5人を追いかけて本丸へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 500人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいにゃん(プロフ) - 夜桜狐さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです。これからも頑張って更新していくのでよろしくお願いします！ (2016年11月2日 11時) (
レス) id: 67cb19b169 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜狐(プロフ) - 面白いです！ 続きが気になります！ (2016年10月31日 21時) (レス) id: c90e88cca6 (このIDを非表示/違反報告)
れいにゃん(プロフ) - こんのすけ二号さん» コメントありがとうございます!今の話が落ち着いたら鶴丸との絡み書きますね!w それとレス遅れてすみません… (2015年9月28日 19時) (レス) id: a618e215cf (このIDを非表示/違反報告)
こんのすけ二号 - 面白いですね！更新頑張ってください！そしてもっと鶴丸との絡みをしてほ((殴スミマセン（汗） (2015年9月16日 7時) (レス) id: f6ea566b76 (このIDを非表示/違反報告)
れいにゃん(プロフ) - キョロきど@白猫だとナギトさん» コメントありがとうございます…!これからも頑張ります! (2015年8月30日 23時) (レス) id: a618e215cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れいにゃん 卍神無月卍 x他1人 | 作成日時：2015年8月7日 19時
