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19話 ページ20

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貴「あっ…！」


墓穴を掘ってしまった。

どうしよう。


達「ちょっと来い！」


と、手を引かれた。

リビングに着いて、


貴「これ…」


達「誕生日おめでとう。」




忘れていた。今日は誕生日だったんだ。

だから、信長くんは、夢の国に誘ってくれたんだ。


達「好きだ。お前が…」



達「俺は、お前は自分のことしか考えてるなんて思わない。」



貴「でも…！」



達「どうせお前の事だから誕生日忘れてたんだろ？いっつもそうだ…」


貴「私…そのお兄ちゃんの優しさが…」





達/貴「辛い…」



ポツポツと、

雨が降り始めた。



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作者名：うた | 作成日時：2017年12月26日 19時

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