おまけ話��: afterstory ページ42
｢それはひどいね〜｣
『ですよね！』
愚痴を言ってスッキリしたのか
その頃には食べていたパフェも綺麗に完食
『…あ』
｢うん？どうしたの？｣
『どうしましょう、宏太朗くん』
少しばかり落ち込んでる彼女
『いちごパフェ…味わうの忘れてました…』
耳がついていたらしゅん…と垂れ下がっていただろうな〜と思うくらいにしょぼんとする
｢…え？｣
『あぁ…やっちゃった』
｢…ぷっ｣
｢あははっ｣
『え！？私今なんかおかしいこと言った！？』
｢あははっ…あーお腹痛い｣
散々愚痴を言っていたのに
いちごパフェ味わうこと目的だったんだ笑
本当に一緒にいて飽きないなぁ〜
そこがパイセンも好きなんだろうなぁ〜
…ん？あれ？
『…どうかしました？』
｢あ、いや、別に｣
｢雫ちゃん、おかわり飲む？持ってくるよ｣
『あ、すみません、ありがとう。
では、メロンソーダで！』
｢好きだねぇ、メロンソーダ｣
『はい、今日は炭酸が飲みたい気分で』
｢了解、持ってくるね〜｣
2人分の空いたグラスを持って
ドリンクバーコーナーへ
ジャーとグラスギリギリに注がれるジュースを見ながら、さっきまでの会話を反芻する
すると自然と微笑んでしまった
…だって、愚痴に聞こえて
好きですって言ってるようにしか
僕にはきこえなかったけど
新しく注がれたジュースを両手に持って
再び席へと戻る
｢お待たせ〜、はい、どうぞ｣
『わ〜！ありがとう！』
ストローにお互いに口をつけた
…あ、そっか、その手があった
｢…あ！じゃあ、今から連絡しちゃおっか｣
『え？誰に？』
｢パイセン｣
『え！？だ、駄目！だめだめ！』
｢え〜…だめ？｣
そう言いながら実はこっそり
パイセンの話をしながらパフェ食べてた彼女をパシャリしていた
『だめだよ！
…今きっと楽しんでいるんだから』
私のことは大丈夫ですよ
沢山話せて楽しかったし、スッキリした
って彼女は言う
『…宏太朗くんと話せてよかった』
そんな笑顔を見てしまったら
そんな言葉を聞いてしまったら
どうしようも無い気持ちになってしまって
申し訳ないけど…
こっそりパイセンに写真を送る
�犧�、雫ちゃんとご飯食べてまーす。
良いでしょ〜？この後、朝までコースでーす��
ってメッセージ付きで
敢えての少し煽り気味で
だってこうでもしないと
あの人鈍いから…
こんなにも愛されてて
こんなにも素敵な人を放っておくなんて！
どうかしてるよ、パイセンも！
そう思いながら僕の指は送信ボタンを押した
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雅 - Aさん» Aさん、コメントありがとうございます。・・・好きな場面まで！ありがとうございます。感想を言って下さるのはとても嬉しいです。今後の参考にさせていただきますね。 (2020年11月26日 0時) (
レス) id: ff32d91f5a (このIDを非表示/違反報告)
雅 - サチさん» サチさん、最後まで読んでくださりありがとうございました(*^^*) (2020年11月25日 23時) (レス) id: ff32d91f5a (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - afterstoryもとっても素敵でした！！個人的に花言葉入ってるのがすごく好きできゅんってしました；； (2020年11月25日 12時) (レス) id: a957c976a9 (このIDを非表示/違反報告)
サチ - こちらこそ、素敵な作品を作って頂きありがとうございました！リクエストした宏太朗くんの話も素敵でした！２人の幸せが伝わる感じでした(^^) (2020年11月24日 0時) (レス) id: 379e7fdd5e (このIDを非表示/違反報告)
雅 - サチさん» サチさん、リクエストありがとうございました。おまけ話は完結させて頂きました。毎回コメントもありがとうございます。こちらの作品はこれで全て終わりとなりました。今まで読んでくださり大変ありがとうございました。 (2020年11月23日 23時) (レス) id: ff32d91f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雅 | 作成日時：2020年10月21日 22時
